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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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ちょっと小突いてみた。

お母様の戦闘力の一部です。人形に入れたエネルギーは少しです。

敵に回すと大変な人です。

パン!


爆竹の始めたような音が後ろからする。ゆっくり振り向くと


「#$%&&$#”&%&!!」


兵士が何か言っているが何を言っているかまったくわからない。この世界の人の言葉は皆わかるのにね。なんで?


「多分、管理者がいないのよ。管理者がいないってことは正規のルートではないところからでこちらに来たみたいよ。」


お母様が説明してくれる。お母様は管理者の存在を知っているんだ。


「##$$%$#””&%&$%#!!」


凄い捲し立てて大声で何か言っているが全くわからない。困ったもんだな。

業を煮やしたのか発砲する。画面が少し揺れたところを見るときっとどこかに当たったんだろう。


「攻撃されたわね。やり返していかしら??」


こめかみに青筋が浮いているお母様。あれ??思いの外、短気だな。


発砲しているのを気にせず前に出る。顔にもあたっているようだが全く動じていない。この人形丈夫すぎるだろ?


「あぁ、大丈夫よ。この人形は私の防御力とそれほど変わらない状態だから。」


にこやかながら青筋を立てているお母様。


「最低限、礼儀として英語で話せ!ゴミめ。」


お母様はそう言って兵士の首に手をかけて持ち上げる。ググへッと言う声と共に墜ちる兵士。それを投げ捨ててその辺りを入念に調べる。どうやらこの帝国はC国に占拠されているようだ。周りには軍服を着たもの以外いない。魔物も、生物もそしてこの世界の人もいない。おかしい。もしかして皆殺しにしたのか?


「調べても何もないわね。あの大きな船に入ってみる?」


お母様は空母に興味があるようだ。目が輝いている。

近づくと撃たれまくる。まぁそうだよね。どう見ても向こうから見れば不審者だし。

正規のルートを通っていないということなので平気で始末していくお母様。正規じゃないルートの人々はこっちに居てはいけないから始末してもいいらしい。


「大きいわね。こんな大きなものが動くのね〜。浮くのも凄いわね〜。」


ずっと感心している。


「おい!おまえ!それ以上動くな!」


どうやら本物の旅人のようだ。その男は剣を構えてこちらに近づいてくる。


「このまま帰れると思うなよ。捕らえて尋問する。」


「ふふふ、そんな脆弱な力で?捕まって尋問されるのはあなたの方ですよ。」


凄い挑発だ。男が剣を振りかぶった瞬間に腹に拳を当てて倒す。男は吐きながら悶絶している。


「さて、ここの国の人々はどうしました?」


冷たく聞くお母様。


「ゴバァグゲェ〜」


答えることが出来ないようだ。

お母様は腕を踏みつぶしてもう一度聞く。


「ぐぁぁ〜!!言うわげないだろ!」


男も意地を見せる。そうしているうちに数名が人形を囲む。


「##$%%$#%%&’!!」


こっちは旅人ではないようだ。


「ゴミがうじゃうじゃと・・・」


お母様は遠慮なく全員叩き潰した。

それを見た男は青ざめている。


「もう一度聞きますね。これで最後です。また捕まえて聞けばいずれ誰か話してくれると思っているのであなたでなくても構いません。では、・・・」


脚を叩き潰して男に顔を近づけて聞こうとする。


「わわ、わかりました。いいい、言います。この帝国の住人はす、すべてこ、こ、殺しました。そそ、そうしろといいい、言われましたから。」


唾液を飲み込みながら答える男。


「誰に?」


冷たい声でお母様は聞く。


「こ、この国のこ、皇帝です。」


それを聞くと回復魔法を使って男を回復させる。男はびっくりした顔で見ている。


「約束ですからね。何もせずこのままこの国と関わらないというのであれば生きながらえることができるかもしれません。」


にこやかにそう言って歩いて移動し始める。襲い掛かってくる軍服を全員始末していくお母様。すごく怖い。こんなに綺麗な顔で微塵の躊躇もなく人を殺せるんだ。そう思うと冷や汗が止まらない。敵と見なしたものに対して非常に冷たいのだ。冷酷、冷徹、そんな生やさしい言葉ではない。その対象に対して感情が『無』なのだ。


「そろそろ飽きましたし、ちょっと打撃を与えて困らせてあげましょうか。」


邪悪に笑うお母様。


大きくジャンプして落下と同時に海面に拳を当てる。その瞬間に海底が姿を現しその周りに衝撃が走る。

その衝撃ですべての空母空に打ち上がり海面に落ちて沈んでいく。まさに海の藻屑だ。

浜辺で高笑いしてご満悦のお母様の姿の人形に戦車隊が攻撃をしてきた。さすがにミサイルは壊れるだろう?と思ったら全くだった。笑いながら戦車に突っ込んでいき持ち上げ、戦車に向かって投げる。もう無茶苦茶な状態である。この場にいなくて本当に良かったと俺は思っている。映像には100台位あったであろう戦車が全てスクラップになっている。


「ここの皇帝のために、最後に綺麗な湖でも作ってあげましょうか?」


そう言って大きくジャンプをして拳を空で振る。

そうするといくつものクレーターが一瞬で出来た。海水が流れ込み、大きな湖ができる。


「湖でも塩湖ね!」


笑いながら屈伸してジャンプ。そのままこちらの国に帰ってきた。


人形でこれ??

戦闘力やばくない??

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