目には目を!頑張ってね。
通りたくもない、会いたくもない。
嫌な事ばかりしてくるアホに鉄槌を
おっさんたちは相当気に食わないようだ。
「我々は体を動かすようなバカとは違うんだよ!!そんなもんは下っ端にさせればいいんだ!!こんなこ・・・」
「やれ、出来ないなら死ぬつもりでいたほうがいい。」
怒りの言葉を吐き急に立ち上がるレイ。
缶コーヒーがなくなって暇になったようだ。
「デュラン、こいつらがマンドラゴラ捕まえてくるまでどんなに傷ついても死なないようにしてくれ。ただし、マンドラゴラを捕まえようとしない場合は速やかに家族をその森に連れて行ってくれ。」
「その願い叶えてやろう」
「はい、これでいかなくてもいいけど、家族は確実に食われるからね。」
その言葉を聞いておっさんたちも担当者たちも顔面蒼白になる。
だって、ムカつくんだもん。これくらいいいでしょ?いけば家族は助かるしあんたたちは死なないんだから。
「そこの森さ、すごい魔物が強いんだよ。レベル40くらいの魔物が五万といるの。」
そのレイの言葉に足をがくがくさせているおっさんたち。担当者の一人は座り込んで足元に水たまりを作っている。
「大丈夫、どんなに傷ついても死なないから。治りもしないけど。不死とは違うからね。」
スッキリしたのか気持ち良さそうではあるが邪悪な顔で笑うやっちゃん。ダークサイドに言ってから凄みが増している。
「そんな酷い!!」
やっちゃんの担当者がやっちゃんに詰め寄る。
「あなたの最初の態度もひどかったわよ。」
そんな顔どうやって作るの?そう思わせる顔で微笑むやっちゃん。
「ではいってらっしゃい!!俺達の担当者は勝手にこっちで作っておくから。」
デュランに願って、俺達の担当者を勝手に願いで作る。こいつらがやっていたであろう仕事を完璧にこなすようにした。これでこいつらがいなくなっても困らないはず。
「ご主人様、それではしっかり管理いたしますので地球での生活を楽しんできてください。私はここにむやみに呼んだりしないので安心して両方の生活を満喫してください。」
満身の笑みのメイド姿のレイによく似た美少女。
「これ、恵くんの趣味?」
ちょっと冷たい目で俺を見るやっちゃん。
ごめん、そのとおりです。行ってみたいです、メイド喫茶。
「私も今度あの格好するね!」
メイド姿の彼女の周りをマジマジ見て歩くレイ。
研究熱心なレイと私もしようかな?と言いながら服をいじくりまわすやっちゃん。
困っているメイド服の美少女。
俺はいきなり目を覚ます。
お!やっと戻れた。
ベッドにいるはずがベッドにいない俺。
あ!俺床で寝てたんだ。
そして今日も休日を楽しむのだった。
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