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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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すっぽんぽんのお付き合い

みんなでお風呂中です。

大事なところが見えない魔法?にかかっています。


「あ!!」


もしかして??もしかするのか??

そう思った俺は


「やっちゃん、今見えているもので自分が真実を言っていると証明できる??」


俺は慌ててやっちゃんの言っていることが真実か試す。


「れ、レイは生えていません。」


真っ赤になりながら言うやっちゃん。


「ちん○んが??」


レイちゃんはアホなところが少しあります。少しであってほしという願いかも・・・。


「「しっているよ!!」」


俺とやっちゃん、2人が大いに突っ込んだ。

レイは毛が生えていないらしい。

想像するとちょっとクラっときた。

髪と同じ赤い毛が生えているとばかり持っていた。


「レイちゃん毛の話しよ・・・」


小さい声でやっちゃんがレイに教えている。


「それは脱衣所で見たから今見ていることではないんじゃない?」


正論を素で返す。

たしかに、それでは証明にならないな。


「だから恵くん立たないで〜〜!!」


顔を手で覆うが指の間から見ている。

この行動は見えているということだよな。

そう思うとすごく恥ずかしくなってきた。が、もう見られ続けているから気にしない。

もう堂々としておけばいいのだ!!


「もしかして本当に見えているの。」


レイが聞くと、やっちゃんは顔を隠したままコクコク頷く。


「ちょっと!!それずるくない??私も見たいんだけど!!」


やっちゃんの両肩を両手で掴んでブンブン揺すっている。頭取れそうなくらい。


「見たくて見てるわけじゃないからね!それにレイは状態異常かかるんだね?」


「効くけどダメな奴はすぐ解除する。それだけ。」


「じゃぁ、解除してみれば??」


異常回復魔法(ピラムラン)


「ちょっとそれパーティー全員に効くやつ!!?」


慌ててレイの口を押さえようとするが間に合わず。絶叫しているやっちゃん。え?パーティー全部??

その瞬間に湯煙が晴れる。

やっちゃんの裸、レイの裸が目に入る。

このまま死んでもいいかも・・・。経験のない俺にとって初の生裸。

マンドラゴラなんか話にならない・・・。

すごく美しい・・・。

衝撃を受けたのかクラクラする。

でも、いい・・・。死んでもいい。すばらしぃ。

鼻の下伸びそう・・・。


「うゎ〜〜〜!!メグミのはそんな感じなんだ〜。うゎうゎ〜〜」


顔を赤らめながら口を隠して前かがみでめっちゃ見ている。


「弟が小さい時とはちょっと違いな・・・」


と言いながらもまだまじまじ見てモジモジしている。

やっちゃんがワナワナ震えている。


「恵くんのエッチ!!」


フルスイングのビンタが俺の顔めがけて来る。

が、当たる前に俺が鼻血を出して後ろに倒れる。

空振りをするもそのまま俺の方に駆け寄るやっちゃん、そしてレイ。


「恵くん??恵くん??」

「メグミ!!?メグミ???」


周りがわぁわぁ騒がしい。俺の目に入っていた温泉の天井がフッと暗くなって消える。




どれくらい気を失っていたのだろうか?俺は知らない部屋で目覚める。

起き上がると頭には冷たいタオル腹の上に降ってきた。ちょっとびっくり。


「メグミ大丈夫??鼻血出してぶっ倒れたんだよ。頭うってない??」


そう言いながら布団の横に座るレイ。

あぁそうか、俺、のぼせて倒れたんだ。道理でクラクラすると思った。


「やっちゃんのビンタ喰らわなくてよかったねアレ食らってたら私の膝枕モンだよ。」


笑いながら俺の顔を擦ってくる。可愛いやつなんだけどね。


「ちょっと大丈夫?まさか倒れるとは思わなかったわ。」


この声にびっくりしてレイのいる方と反対側を見ると腕を組んで仁王立ちするやっちゃんがいた。

ちょっと怒ってる?


「恵くんは悪くないのよね。慌ててビンタしそうになったけど。あれは全部レイが悪い!!」


レイの方に指を指すやっちゃん。

手を合わせてゴメンのジェスチャーをするレイ。


「でも、2人の裸、同時に見れてよかったよ。片一方だと後で変な空気で見ることになるだろ?」


俺が笑うと2人も笑いながら


「「ホントだね。」」


と笑いながら言ってくれた。俺はすごい得をしたんだからいいのだ。


「で、ここどこ??」


「2人部屋じゃ狭いだろうからっておバアちゃんがこの部屋にしてくれたの。料金3人分もらっているからって。」


たしかにそうだな。3人分払って2人部屋、損してたわ。


裸見せっこ大会も終わり、ご飯も食べて、これからゆっくりという時間が来た。


「じゃぁ寝ようかな?」


「そうだね!」


「おやすみ!」


皆布団に入る。

ガバッ

と布団を押して起き上がるレイ。


「チュウしてないよ!!メグミ!!」


そうだね。どっちが先にするの??

どう考えても喧嘩になりそうなので知らんぷりしようとすると

ジャンケンが始まった。やはり先がいいみたい。

いつまでもアイコの2人。そりゃそうか、動体視力半端ないもんね。


「クジにしたら?」


俺の提案に


「じゃぁ、メグミが作って!」


レイが面倒な事を言う。

仕方なく2人を並べて目をつぶらせる。


「指何本??近いほうが先!!」


「3」


「1」


レイとやっちゃんが言う。


答えは2。


という事で今日はお預け!!

そう伝えると暴動が起きた。俺の腕を引っ張り合う2人。

そうして俺のヒットポイントはすごい勢いで減っていくのであった・・・。


俺死ぬよ・・・。



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