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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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ある日、森の中、化物に、出会った!

マンドラゴラの住む森は!!

聞いていないよ〜〜の事実いっぱい。

まずは情報を得た本通に必要なアイテムを買う。


『毒消し草』と『耳栓』


いくつ買えばいいのかわからないからとりあえず


『毒消し草』×18個

『耳栓』×4セット


を買って、一応


『ポーション(小)』×10個

『ポーション(中)』×5個


をストックしておく。これは俺の保険だな。

死にかけたら自分で使うのだ!!

今回の目標はレイの膝枕1回まで!!と思っている。

要するに1回ヤられるってことだな。

だって、俺のレベルに合っていないんだもん!!

レベル60近いんだよ?採取ランクAだよ??死なないほうがおかしい!!

逃げまくってなんとか1回ってところだよきっと。

やっちゃんもレイも圧勝だろうな。

彼女たちのレベルを俺は知らないが二桁って思えないんだよね。


「あのさ、2人のレベルって・・・」


「乙女に聞いちゃダメだって!」


言い切る前にレイに諌められる。

なんで?聞いちゃダメなの??年齢はわかるよ。体重もわかる。でもレベルはいいんじゃない??

そうブツブツ言っていると


「女の子は守られたいのよ。」


とだけいうやっちゃん。

守ろうとして喧嘩止めたら死んだんだけどね・・・。


「馬車の準備が出来ましたぞ!!レイ様!」


いや、このパーティー、弱いけど俺がリーダーのはずだから。

そう思っても口にできいない・・・。俺小心。


馬車に乗って走ること30分。

男の子が教えてくれた森と思われるところに到着した。


「ではご武運を!」


と言って手を振るジル。


「あれ?ついてこないの??」


そう聞くと


「いや、ここの森は、俺様じゃなかった俺程度の冒険者ははいれません。100%死にます。魔物レベルも高くハイオーク程度は餌ですからね。多分、奥にいけばレベル40くらいの魔物しかいません。その頂点に立つのがマンドラゴラの老成です。あれば討伐依頼が来ないのが不思議です。多分、遭えば食われているのでしょう。」


そんな恐ろしいこと今言うな!なぜ止めない!!

ハイオークはヤバいぞ。あれが餌?どんだけヤバいんだよ。

顔が青ざめていると


「メグミは私とやっちゃんの間にいれば大丈夫。バンバンレベル上がると思うから目の前にひっくり返っているモンスター全部刺しちゃえ!!レベルアップ!!レベルアップ!!ふふふふふ」


軽く言うレイ。


「レベル60程度でしょ?切り刻んであげるわ!恵くんのために。あとあまりウロウロしちゃダメよ。切っちゃうかもしれないから。」


恐ろしいことを言うな、やっちゃんは。


「「じゃぁ、いってきま〜〜〜〜す!」」


学校行くみたいに言う2人。

どうか痛い思いをしませんように!!

そう願いながら森に入っていく俺。


中に入ると生き物の気配がすごいする。

静かなんだけど


カサッ


ゴソッ


ピキッ


みたいな音が色んな所からする。

そう思っていると

ハイオークが現れる。餌が現れる?出てきた瞬間にレイに潰されていた。

レイ・・・やっちゃんと雑談しながら進んでる。

前見ていないんだけど・・・。そう、触手がオートで敵を襲っているのだ。


ゴッ


ベチャ


ブチュ


べチュ


バチャ


色んな音がいろんな方向から聞こえる。そして手元に魔石が集まっていく。

触手はモンスターを潰した後、魔石を持って俺の前に来るのだ。

触手の目玉が俺を見て笑っている。受け取って笑いかけると口が出てきて笑うのだ。


「触手もメグミが好きみたいね」


とよくわからないことを言っているので『ありがとう』とだけ伝えておいた。


「それにしてもその触手6本も出るの?」


とやっちゃんは聞く。


「いや、もっと出るよ。多分、16本くらいまでは出ると思う。ただ、魔力消費が半端無いんだよね。あと、多いと衝突するし・・・。6本までは消費しないんだ〜。だから6本。」


驚愕の事実!!16本出るんだ。しかも今の状態で消費なし。反則だ。

レイは鼻歌交じりで歩いている。

俺には暗くてよくわからない。何がいるかもわからない。

触手が勝手に魔物を殺して俺に魔石を持ってくる。

魔石の量も半端ない。もう、アイテム袋に200は入れたと思う。


「これ」「どうぞ」「まだあるよ」「はい」「ひろってきたよ」「いる?」


触手は俺に渡すたびに一言声をかけていく。

1本1本、意思があるようだ。


そうこうしていると小さいマンドラゴラと思われる植物が生えたところに来た。

もしかしてあの男の子はここまで来ているのか?

そう思って、小声でささやくと


「もっと入口付近にも生えていたよ。ずっと生えてるから、見えないだけで。」


とレイが言ってくれた。

なんだ、あの男の子がすごい強いのかと思った。


おや?人が立っている。


そう思って近づくと裸の女性が一人立っていた。


「メグミ危ないよ。それ魔物だよ?」


とレイが言う。慌てて離れると地面からムチのように蔦のようなものが飛び出て踊り狂うようにこちらに飛んでくる。


「これ、まだ若いよね?やっちゃん、どう思う?」


「う〜〜〜ん、若いかな??レイはデカイの見たことある?」


「うん、デカイのはもっといっぱい人がいるんだよ。最高で100体くらいの見たことあるよ。正直ちょっと気持ち悪かった。」


100人も?もうそれあのCMじゃん!!物置の上の人と一緒の数じゃん!!

そんなことを思っていると女の人の部分がこちらを見て口を開ける。

その瞬間、地面が盛り上がって中から芋らしき部分が上がってきた。


挿絵通りだ。でも動いているから気持ち悪い。


人の部分が狂ったように手をバタバタさせて奇声を発し、口から唾液を流しばらまいている。

芋の部分の割れ目から湯気が出て根っこのようなものをバタバタさせている。

割れ目、変な臭いをさせながらパクパクしている。


「襲ってきたし、始末しますか??一応採取でいいのかな??」


そういってバトルが始まるのだった。



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