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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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なぜか先生とマッキーと

「マッキー、おまえ、俺の事好きなの?」


俺を見て真っ赤な顔をするマッキー。


「なんだ??気づいていなかったのか??何度も抱かれているから知っているもんだと思ってたぞ??私の気持ちを知らずにそうしてきたのか??それはそれで悲しいぞ??」


なんか震えながら涙目になっている。


「いや、レイとのパイプのためだと思ってた。ゴメンな。」


「マジでか??それは悲しすぎるだろ??友達を繋ぎ止めるために兄と寝るなんて。半端ない悲しさだわ!!」


泣き始めるマッキー。ボロボロ涙を流す。


「ごめん。」


俺はそっと抱きしめるとマッキーが


「涙も流してみるもんだな。プライベートで泣いたのは小学生以来だな。」


俺の胸で顔を拭いて強がるマッキー。


「あの・・・混ざるって・・・本気ですか??私と吉永くんは・・・その・・・そういう関係になってはいけないんですけど・・・。」


「な〜〜??私だって事務所的には恵との関係はアウトだぞ!!ボディガードなんか恵の顔も見たくないと言っているし!!社長もやんわり恵に会うなって言うしな!!」


あの黒服のデカブツ共はそんなこと言ってるのか・・・。それはそれで悲しい。ってか、マッキー事務所の社長が何で俺のことを知っているんだ??


「なんで、マッキーの事務所の社長が俺のこと知ってるんだよ。」


俺が驚いて聞き返すと


「お前が何度かボディガードをいじめたからだろ??この前も泣きながら怖い怖い言ってただろ??」


マッキーが笑いながらあの後の話をする。何度もいじめていない。車を揺すっただけだし。


「え??吉永くんってそんなに暴力的なの??」


先生が持つ俺の印象が壊れ始める。勘弁して欲しいんだけど。


「暴力的とかじゃないんだな!!こいつの挙動で人は死んでしまうんだな。巨象が蟻を相手にしているのと同じだな。」


「おい!!マッキー!!」


「やっば!!このへんはオフレコでね〜。」


ヘラヘラしながら俺に謝っている。

こいつ・・・ポロッと向こうのことを言いかねないな。


「まぁ、なんにせよ、最強の雄だからその辺の男じゃ恵には勝てないんだな。最近じゃ勉強も頑張ってるから学業も腕力もレベルが高いってやつだ。何なら格闘家とかでデビュさせて私の彼氏にしたいくらいだな。そうすりゃ一般人という枠から出るだろ?」


「出たくないんだけどね。」


俺は一般人が良いんだよ。


「わかってるって!!そうなれば嬉しいな〜っていう願望だな。」


「マッキーは吉永くんのなんなんですか??吉永君がマッキーの彼氏じゃないってことは今は彼女ではないんですよね??」


「痛い質問だな。それには私は答えられない。そういうことはレイちんに聞いてくれ。」


「何で妹さんであるレイさんに聞くんですか?」


先生の声に『あ!やっば!!』て顔をするマッキー。


「あぁあ!!」


俺の声にゴメンの仕草をする。


「もしかして・・・近親相姦??禁断の愛??」


先生が眼を輝かせて俺の方を見る。


「マッキー・・・先生は禁断の愛が大好きなんだ・・・。ここで何でバラす・・・。」


眼を輝かせて俺を見つめ続ける先生。


「妹を抱くというのはどんな感じですか??背徳感とかは??罪悪感とかは??」


「はぁ、でも義理ですからね・・・。」


「え??そうなの??」


「あれ??先生・・・知らなかったんですか??うちの家庭の事情」


「知らなかったわ。レイさんはもしかして・・・」


「はい。親を早くに亡くしたのでうちの両親が引き取ったんです。とても小さい時ですけどね。」


「そうなんだ・・・」


何故か暗い顔をする先生。

その顔はどっちの残念なの?


「禁断の愛が好きなんだろ?背徳感や罪悪感がどんなもんか知りたいんだろ??いい機会じゃん!!今がその時だ!!」


物凄い嬉しそうな笑顔で先生に襲いかかるマッキー


「ちょ!!なにを!!え???え??」


あっという間に服を脱がされて真っ裸で床に転がされている先生。頑張って胸と股間を隠そうといもいもしている。


「ところでお聞きしますが先生は処女で?」


マッキーがエロい顔でニヤけながら先生に聞く。


「な!!?そんなことないです。ありますよ!!経験あります!!」


「じゃぁ、大丈夫だね??恵やっておしまい!!」


お前は水○黄門か?


「う、嘘です!!経験無いです!!処女です!!怖いです!!」


何故か急に真実を述べ始める。


「ふふふっふ、大丈夫!!私がゆっくり教えてあげるから。あと・・・後ろの穴の処女も奪われる覚悟をしておいてね・・・。」


「へ??後ろ??なにそれ??え?え?」


先生に絡み始めるマッキー。そこに俺も参加する。向こうの世界ではよくやる複数プレイ・・・。






そうして少し明るくなる時間が来る。マッキーも先生も息を切らせてベッドの上で転がっている。


「無理です・・・。もう無理です・・・。許してください。もうイケません・・・。」


マッキーが誰かに謝っている。


「初めてって・・・こんなんなんですか?・・・皆・・・こんな・・・感じなんですか??」


シーツに赤いシミが残っている。

初めてでこんなことになるのは中々ないと思いますよ。


「コーヒー飲む??」


俺が缶コーヒーを飲みながら二人に聞くと


「「お水がいいです」」


二人の意見が一致していた。

俺はコップ2つに水を入れて二人のもとに運ぶ。


「起き上がれないので飲ませてください。」


先生の言葉に俺が口に含んで飲ませようとする。


「え??まって!!口移・・・??」


俺の口から先生の口に水を流し込む。目がうつろになる先生。

ビクンとなって俺の手をぎゅっと握る。

マッキーがイタズラして大事な部分をいじったようだ・・・。


「マッキーはイタズラがすぎるよね・・・。」


俺は呆れた顔でマッキーにコップを渡す。




日曜日の朝が来たな。俺は不眠だ。マッキーも不眠。向こうの世界の俺達はどうなているんだろう?

1日寝っぱなし??誰かに聞いてみようかな??そんな事はどうでもいいんだけどね・・・。

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