絶倫と恥
代わりばんこに行為をする。
そう決まってから皆仲良くなったように感じる。
これには魔物っ娘たちも含まれている。
やっちゃん
レイ
ハウン
ダリア
カミーラ
ラウル
代わりばんこで最後は皆一緒。
これを1週として毎日欠かさず誰かの相手をする。
でも俺は疲れない。これは俺の体がおかしいからだな。全く疲れない。
それどころかだんだん皆が弱っていっている。
「おかしいわ・・・。週2回でこの疲れ??おかしいわ・・・。」
やっちゃんの目の下に隈ができている。
足取りもふらふら・・・。
開始まだ1ヶ月ですよ。
というより全員弱っている。子供は作るわけに行かないので向こうとこっちを行き来する組は一応その対処はしてある。そこは抜かりない。
「週の終わりの皆一緒は止めにしない?」
やっちゃんが提案すると女性陣がものすごく頷きながら賛同。俺は疲れないし、これと言って何かあるわけではないのでそれに乗る形で決着。
週末はさっさと皆寝るようになった。何故か俺から離れて・・・。
週末は俺一人でベッドを独占できる。ベッドってこんなに広かったんだ。女性陣は皆個室だったり、相部屋だったり・・・。俺と隔離した世界で寝ている。襲いませんって!!
「連射可能もあそこまでいくとヤバイわね。向こうは満足する時が来ない。でもこっちは何回もイかされるとおかしくなる。不公平だわ・・・。」
やらないも不満、やり過ぎも不満。俺は別にずっとしているわけではない。1、2時間ほどで切り上げているんだよ。女性の体のことを考えて・・・。
『デュラン、お願い・・・。メグミの性欲を抑えて・・・。』
『それひどくない??しなくても俺は大丈夫なんだよ。まるで俺を性欲の化物っぽく言わないで?』
『くくくく・・・。』
デュランが笑いをこらえている。
『聞かないといけないのか??それ・・・。あははははははははははは!!』
大爆笑しているデュラン。
『おっとう、笑いすぎ・・・。レイは真剣だよ〜。』
『しかしだな・・・。自分で求めておいてそれは要らないって・・・。おかしすぎるだろ・・・。はははははははは!』
笑い死にしそうな感じだな。
『あなた、ちょっと笑いすぎよ。人には相談できないこと言ってきているんだから真剣に聞かないと・・・。』
そこは相談室ではない。レイの願いは絶対におかしい。
『レイのアホ!!俺が恥かいた!!もう当分君はお預けでいいよ!!俺ちょっと旅に出る!!』
『メグミ?どこいくつもり??私も連れて行ってよ!!』
『やだ!!レイを連れて行くわけないだろう!俺は一人旅に出る。皆にもよろしく。』
『おい!!このチャンネルで喧嘩は止めてくれ!絶対巻き込まれるから。』
俺は朝起きたら出て行ってやる!!
皆勝手だ。俺は何も求めた覚えがない。皆がそうしろと言ったから自分の精一杯をこなしただけなのに・・・。ちっくしょ〜〜〜!!
俺は不貞寝して向こうの世界へいく。
向こうではレイのこと無視してやる。恥かかせやがって・・・。