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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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何言ってんの?この人。

夢の中で歩き続けた俺は誰かが立っているのを見つけた。

人が立っている。

シルエットからすると・・・多分、女性だな。

そう思いながら近づいていく。

きっとこれは夢の中なんだから、殺されても目覚めて終わりでしょ?ならば怖がることはない!

どんどん進め俺!!


「ぬははははははぁ」


なんて今までやったこともない笑い方で近づいて行く。

おぉやっぱり女性だね。

しかも結構な美人さんではないか。

髪の色は白?シルバー?

髪型はロングだが前髪が眉のところでパッツリ切られた俺の嫌いな髪型。

肌の色は抜けるように白く、目は切れ長、鼻は高く唇は薄い。

スタイルは細めで胸も大きいという分けでもない、ごくごく一般的なスレンダーな女性。

グレーのスーツのような服を着ているので色っぽさはまったく感じない。


「こ、こんにちは」


と俺が挨拶すると


「こんばんはでは??」


と返してきた。

あぁ、夢の中だから夜だしな!こんばんはだわ!!


「はじめまして、めぐみ様、私、リロと申します。

これからあなたにいろいろな説明をしていきます。

分からないことがあれば質問も受け付けます。」


「えっと、何で俺のこと知っているの?」


「フルネーム、吉永恵よしながめぐみ。16歳で高校生。

進学校に通っているにもかかわらず成績不振で明日に追試を受ける予定。両親と妹の4人家族。

彼女いない歴は年齢と同じ。あっていますよね?」


「いやいや、俺のプロフィールじゃなくて何で知っているの?」


このひと、話通じないのか?

普通、なんで?て聞けば


『こうこうこう言う理由で知っています。』


って返してくるもんじゃないのか?

しかも彼女いない歴とかいちいち言わんでもいいだろ!


「自分の担当する旅人のことくらい知っていて当然です。

ちなみに旅人とはこれから貴方が行く世界の異世界から来た者たちの総称です。」


「今から俺が行く世界?地球じゃないってこと?」


「そういうことです。貴方が住んでいた世界、と言うより星を地球というのですね。

そことは別の世界が今から貴方が行き来して生活する舞台です。」


「行き来??行ったり来たり出きるの?」


「はい。厳密には行ったり来たりではなく、

貴方の星にいる貴方が起きている間は地球で普通の生活をして、寝ている間は精神だけこちらの世界で生活していただきます。精神だけと言ってもこちらの世界では実体もありますし、何かあって死んでしまえば夢と違って本来の貴方、要するに地球にある貴方の体も死んでしまいます。」


実体じゃないんだ・・・それでもって夢の中じゃないんだ。で・・・死ぬんだ・・・。


「で、何で俺なの?」


「選ばれた理由ですか??もちろん只の偶然です。

地球からの干渉により我々の世界と貴方の世界、地球とわけの分からない繋がりを持ってしまいました。

地球からの定員は30万人。その中で欠員が出たときにランダムで地球上の誰かが選ばれます。

欠員とはまぁ、簡単に言えば我々の世界で死亡したときに死亡した者を地球に返して、

地球上で生きている者の中から抽選して選ばれます。

選ばれたことが運がいいのか悪いのかはその人次第です。

こちらの世界で手に入れた物は地球でも扱うことができますし。

といってもこの世界のことは一切他言してはならないという厳しいルールがありますから使い方を間違えばルール違反で罰せられますけど。」


「地球の人が30万もいるの?ルール違反の罰則ってヤバいの?」


「30万人というのが多いのか少ないのか分かりません。

他言厳禁の理由は私には分かりませんが罰則はかなり厳しいと思います。

死刑ですから。」


「死刑?なんで??」


「だから知りませんて。ではこれから貴方に私ができる最初で最後のプレゼント。スキルの抽選会を致します!!」


強制的に次に進めやがった!まぁ誰にも言わなければ死刑にならないのであればこれといって不便もないか?


「スキルって何?」


「スキルはスキルです。貴方が我々の世界で使えるとっておきの技術です。

スキルにはレベルの低いDからレベルの高いSSSまでのランクがあります。

ランクの低い物は大抵無制限に使えますがランクの高い物は数回しか使えない物なんてのもあります。

何度も使える低ランクの物がいいのか?回数が極めて少ない高ランクの物がいいのか?

それは私には分かりません。その人次第だと思います。ではこの箱の中から1つだけ選んでください!!」


おいおい、ダンボールで手作り感マックスの箱を出しやがったよ。

手を突っ込んで何か1つ獲ればいいのね?

と、手を突っ込んでみると小さい玉がゴロゴロ入っている。


「何が出るかな?何が出るかな??ふふふふんふん♪」


「ん?あんた、日本人??」


「いえ、気のせいです。」


しらばっくれやがった。けど、まぁいいや、最初で最後って言ったくらいだからこれが終われば逢うこともないんだろう。どうでもいいか・・・。

さて、どれにするかな?

狙いは高ランクがいいのか?

え?低ランクで無制限の方がいいのか??

どっち??

わからないからどれでもいいや!!これだ~~~!!!


「おめでとうございます!これはすばらしい!!ランクが最高のSSS!!

使用回数は1回!!?スバらしぃw!」


「え?1回だけ?しかもちょっと笑った?」


「それでは新しい世界での生活を楽しんでください!!」


「ちょ!ま、まって!!1回ってひどくない?あぁぁぁぁぁぁ・・・」


眩しい光と共にぶっ飛んでいく感じがする。

気がつくと

過去に翔んだの??と言うくらい煉瓦作り建物が立ち並ぶの街の噴水の前に俺は居た。



適当に書きつづけていくつもりです。


矛盾が出てきたときはそっとしてください。


頑張って書きつづけたいと思います。

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