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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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実験の意味が見えない。

俺は色んな実験に晒される。

周りから見れば拷問だろう。


「データーが取れました。」


「力はレイ様より上、ミシュラ様より下。」


「体力は・・・」


ちょっと待て!!


ほぼ全部誰々より上、誰々より下って、その人たちの数値を俺は知らないよ!!


「あのさ、目安が欲しいんだけど・・・レイの数値教えてくれる??」


手でペケをして終わる。


「じゃぁ、やっちゃんは?」


手でペケをして終わる。


「ハウンは?」


腕を組んで後ろ向かれた・・・。


「お母様のは知っても意味ないので・・・」


そう言うと


「そんなこといわずに聞いてよ〜〜どんな態度示そうか思案してたのに〜!!」


と言って俺の頭におっぱい乗せてブンブン俺を振り回す。

頭の上にあるまんじゅうが凄く気持ちいい。

鼻の下を伸ばすと


「殺されかけても鼻の下を伸ばせるあなたの精神力が凄いわ。」


やっちゃんが目を細めて俺を睨んでいる。


「でも、全然参考にならないわよね。ぶっちゃけ、ここに居る目安達は皆化物ですもの」


ハウンの言葉に


「あなたがいう〜??」


とお母様が突っ込んでいた。

元と自分で言っているが彼女は最古の神々の一柱だ。普通に見れば化物だね。

多分ではあるがお母様も・・・。


「じゃぁ、実験失敗??」


レイの悲しい顔に


「まぁ面白かったからいいんじゃない?」


俺が笑って言う。


「メグミも私達化物の仲間入りだね!」


俺は決して化物ではない。そういって否定すると


「死なない時点で化物中の化物よ。」


そうですね・・・俺死なないもん。体がバラバラになったのに。もしかしたら頭なら死ぬのかも・・・。

それは実験したくないからまぁいいか。

頭を潰して復活してもそれが本当に俺かと言われるとちょっと自信がない。

だからやめておこう。


「兄さんの現状をなんとなくでも掴んだからそれでいいんじゃない?俺の核魔法で死なない人族は兄さん以外いないよ。それだけ知れば俺も精進しなくちゃと思うもん。面倒だけどね〜」


そうそう、レイリーの魔法の凄さを体験させられた。

レイリーは魔法のエキスパートと聞いていたがまさかあんな凄いとは・・・。

レイリーはレイと同じような服を着用している。

レイは物理攻撃。

レイリーは魔法攻撃なんだけどその魔法がすごい。

触手を同じように出して戦うんだけど個々の触手と本体が同時に念唱を開始。1秒もかからず完全念唱魔法を一度に複数発射するのだ。別々の魔法も同じ魔法も複数同時に発射する。触手の数も30くらい出すし・・・。

さすが魔王と言った感じかな??多分、このレイリーがRPGのラスボスなら冒険は詰むだろう。


「レイリーは地味に格闘も凄いのよ。」


レイが言っているくらいなんだから使えるんだろう。ただ、


「面倒だから体動かさないの」


ゆる過ぎで怠惰すぎるだろ。

ダメ人間すぎるように感じる。あ!魔族か・・・。


俺の現状は把握できたってこともないが強くはなっているようだ。

今ではやっちゃんよりも強い。

やっちゃんには『裏ワザバグ野郎』と罵られた。

凄い羨ましそうだったな。


腕力で握りつぶしたドアノブの件もなんとなく解決している。

あれはレイ位までは1つで押さえられるようだ。ギリギリだけど。

レイを超えるフェブやお母様は複数つけていた。お母様なんか可哀相なくらいつけていた。

聞けばお父様や接した人を殺さないようにつけているらしい。

強いっていうのも大変だな。

向こうで力が暴走しなかったのは魔素の量が少ないからかもって言われた。

どれも仮説の域らしい。今まで事例がないから。

魔族領の白衣集団が解剖したいとか組織をくれとか言ってきた。丁重にお断りする前にレイに怒られてたな。精子の提供はオッケー出していたのがよくわからないけど・・・。


「風呂入りたい・・・」


俺がつぶやくとレイも賛同している。

どうやら皆入るみたいだ。

風呂の習慣、魔族領にあってよかった。



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