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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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地を管理する神々

この話から本編に戻ります。

ハウンと話をするお母様。

俺達から離れて話をしている。聞かれたくないこともあるんだろう。

これだけ空気を変えるほど殺気立つくらいだから。


レイは気になるのかチラチラお母様とハウンの方を見ている。

やっちゃんは気にもしていない。カミーラやラウルはもちろん感心がない。

肉を食べる俺達。聞こえないものは聞こえない。きっと魔法を使っているだろうから・・・


『いや、お母様は魔法が不得意だ・・・もしかしたら盗聴できる魔法があれば聞けるかも・・・。』


やっちゃんに耳元で話をする。


「あるけど、やめておいたほうがいいわよ。恵くん、顔に出るでしょ?」


う!!そのとおりだ。俺はウソが下手だ。というより今まで突き通したことがない。


「私もそれを考えたんだけど、あそこまで怒るくらいだから聞かないほうがいいでしょ。だからもういいのよ。」


諦めるの早いな。仕方ない・・・。俺も諦めるか・・・。


お母様がこっちに歩いてきた。


「恵さん、お話しておくことが・・・。」


お母様とハウンの間に入り、俺は話を聞かされる。

ハウンの目を縫った神々のことについて。

ハウンはお母様に目を潰された後、戦うことができなくなり、そこを神々の一人に攻められて目を縫われたそうだ。結構酷たらしい話を聞くことになった。

その縫った神というのが厄介なやつで、地を管理するジュエルという強大な力を持つ神々の一柱なんだとか。性格は残虐非道、最古の神々の1柱で、神至上主義でそれ以外の種族に対して非常に見下した態度を取るのだとか。

俺がハウンの主となったことでいつかは衝突する日も来るだろうと言っていた。


最古の神々と衝突か・・・。面倒だな。でも、俺の仲間になったんだから何としても守ってやらないと。


「私はこのパーティーから離れたほうがいい???」


悲しそうな顔で俺に聞くハウン。


「ハウンは俺達と一緒に居たいの?もしハウンが俺達と一緒に居たくないって言うなら解除して別々に行動してもいいと思うけど・・・。」


ハウンは一緒に居たいと言っている。今まで暗い中で一人だったから皆と一緒にいると心が落ち着くんだとか。今まで凄く寂しかったんだろう。ハウンの膝にある震える手の上に俺は手を置いて


「それならずっと一緒にいればいいよ。」


ハウンの目を見て笑いかけた。


「迷惑になるけどいいの??あの男は必ず私が力を取り戻したことにいつか気づいて攻撃してくるわよ?」


その時はその時、俺達の持つ全力で相手するだけだよ!!そう伝えるとハウンは俺の手を握って泣きだした。


「恵さんと一緒なら大丈夫と思うわ。神々が強いって言っても所詮は作られたもの。最強ってことはないんだから。」


お母様がにこやかな顔で俺に後ろから抱きつきながら言う。おっぱいが頭に乗っています・・・。

シリアスなムードぶち壊しなほど頭に神経が集中する。


「はいはい、お母様のおっぱいにやられたメグミの鼻の下を伸ばした顔は見飽きました〜。」


お母様を引き剥がしに来るレイ。レイも自分のおっぱいを俺の頭の上に乗せてみる。

そりゃ、こんなことされれば鼻の下も伸びるだろ。


ハウンがレイに交代しろと言っている。俺の鼻の下を伸ばしたいらしい。


「くっ!乗らない!自分の貧乳が憎らしい!!」


いやいや、貧乳ってことはないと思うよ。普通だよ。巨乳じゃないだけ。

いいおっぱいだと思うよ!!慰めたいが言葉が出ない・・・何言ってもダメな気がする。


「アホなことしていないでこっち来て肉でも食べれば?」


やっちゃんが俺たちに言う。

皆で移動してBBQ再開!!


そんなこんなで仲間が1人増え夜を迎える。

俺達は満腹になり竹林風呂から出る。

駆け寄ってくる警備員の服装をしたこの宿の従業員。


「ちょっと!!人数増えてるじゃないですか!!どういうことですか??」


俺が説明しても信じてもらえない。まぁいいや、2人分の宿代を追加で払い、コテージに戻る。


「私はまだ調べることがあるから行ってくるわね〜。」


軽く言ってお母様はどこかへ行ってしまう。


「ちょっと!!お母様!!連絡したくても連絡できないから連絡方法教えて!!」


レイが走って行ってお母様を捕まえる。


「そうね〜、これなんかどうでしょ?魔力があればお話できるらしいわ。私はあまり魔力を持たないから使いづらいのよ〜。だからレイが持っていて。一応一方通行でも私に連絡できるわ。」


時計のような感じの腕につける受話装置をくれる。一方通行?お母様は聴けるけど話せないってことでいいよね?

俺の話す間もなくお母様はどこかに消えていった。


「そろそろ寝ますか・・・。」


その発言にレイとやっちゃんが首を横に振っている。


「あれがあるでしょ?メグミの大好きなあれ!!」


あ〜、あれね・・・あれ。ってあれは俺が好きだからやっているのか?

どう考えても君たちの好きだろ?

横で頭をかしげているハウンを余所にレイとやっちゃんがおっぱいを見せてくる。


「な!!?」


ハウンのその声の気持ちはすごくわかるよ。初見これは絶対驚く。


「ほら!!ハウンも!!」


真っ赤になりながらレイがそう催促している。

ハウンが自分を指さしながら『え??わたしも??』と言う顔をして俺の方とレイの方、やっちゃんの方をきょろきょろ見ている。俺は知らないよ。


「はいはい、自分で出来ないんですね!!わかりましたわかりました〜〜」


胸に服を引っ掛けておっぱい出したままレイがハウンの服をまくりあげておっぱいを俺に向けて見せてしまった。


「えぇぇぇ〜〜??」


ハウンが声を上げている。顔はもちろん真っ赤だ。


そのままレイはハウンの腕をロックして


「いまだ!!メグミ!!今だ!!揉みまくるんだ〜!」


綺麗な形のおっぱいだ。小さくはない。凄く整った均整の取れたいい感じのおっぱい。それがハウンのおっぱい・・・。

俺が手を充てがって揉む。揉む。揉む。


『ン』とか『フ』とか『ハウ』とか声を漏らす真っ赤な顔のハウン。なんか興奮する・・・ごめん、大きくなってきた。

それに気づいてハウンが俺の股間を凝視する。


「あ、ありがと〜」


何の御礼かわからないけど御礼をいわれる。

後で聞けば私に興奮してくれてありがとうだったらしい。

滅茶苦茶可愛いな。


レイとやっちゃんのも揉みまくり俺は一人トイレに行こうとする。


「行かせないよ!!」


レイが俺の腕を掴んで布団に連れて行く。やっちゃんがハウンを連れて俺の布団に入ってくる。


「皆でこうやって寝るの??」


ハウンが笑いながら俺に聞いてくる。


「面白いだろ?」


俺は呆れた顔でハウンに答えると皆笑い出した。

そうして同じ布団で皆寝る。




最古の神々、ジュエルか・・・。面倒にならないといいけど・・・。

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