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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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豪華なご飯までの時間つぶし

登場人物おさらい


俺・・・本名吉永恵。この物語の主人公。

レイ・・・俺の嫁。魔族で非常に強い。

やっちゃん・・・俺の幼なじみで真の勇者。

美久・・・俺の妹


高田・・・同じ高校の先輩で不良のボス。



ウーパールーパー・・・メキシコサラマンダーという和名がある。20cmほどのサンショウウオ

帝玉・・・冬型多肉植物の代表。夏の暑さに非常に弱い。

美久も連れて外に出る。誰かに襲われたらその時考えよう。


近くの図書館に行き、色んな本を読む。

俺は植物の本。買うとなると高いんだなこれが。それをここで読めばタダなのだ!!

やっちゃんはウーパールーパーの本を読んでいる。ウーパールーパー単体で本が出ているんだ・・・恐るべし。やっちゃんに飼育状況を聞いたら凄い嬉しそうに話をしてくれた。顔を覚えて餌をあげようとすると出てくるとか、手から餌を食べるとか、もうベタ惚れだな。最近少し大きな水槽を買ったとか。もう1匹買うか検討中だって。でも本に共食いするって書いてあって悩んでいるとか・・・。

レイは多肉植物の本を読んでいる。帝玉は花が咲いてその後どうするか悩んでいるそうだ。そのくらいならインターネットで調べたほうが早いと思うけど・・・。あれも可愛いこれも可愛いって凄い言っている。最近気になっているのが恵比寿笑いと呼ばれる変な植物。生姜から楕円形の葉っぱが生えているそんな感じ。花色がいろいろあるらしいただどれも栽培難だって。レイには難しいかも。


「デュランに頼んで何をしても枯れないようにしてもらっていい??」


元も子もないことを言っている。それやったら趣味終わってるよ!!失敗するかもしれないから頑張る!!それが一番いいのでは??じゃぁ頑張って育てるから買ってって言われた。今度見に行こうって言ったら喜んでいた。カミーラは俺達を見て脚をブラブラさせてにこにこしているだけ。本には興味ないみたい。

美久は漫画を読んでいる。お兄ちゃんと妹が付き合うと言うちょっとありえない設定の漫画。


「レイ姉ちゃんとそんな関係のくせに?」


冷たく言われた。そうですね!!ごめんなさい!!お兄ちゃんが悪かった。


周りを見ると凄い目が気になる。午前中の少ない人数なのにほぼ皆こっちを見ている。美人3人に野郎が1人。妹らしい子を連れている変な集団。見てしまうか・・・。


「レイ、この植物好き?どう思う??」


そんなことを聞きながらいいね〜とかウ〜〜〜ンとか言って植物の話をしていると後ろから声をかけてくる男の人が。


「弥生さん、こんな早くから図書館ですか?さすがです!!」


振り返るとそこにはイケメン君こと、高田先輩だ。


「あなたこそ不良のくせに図書館なんておかしいでしょ?」


不良じゃないです!!と言っているが我が校始まって以来の悪と言われていますよあんた。

成績優秀、スポーツ万能、そしてこの辺のゴロツキのボス。それがあなたです!!

レイを見つけてヘラヘラ笑っている。レイの強さを知っている数少ない人だ。


「最近あまり一緒できないので今いいですか?缶コーヒーぐらいおごりますし!」


と言う声になぜかレイが『いいよ!!』と言い放つ。

君は多分返事してはいけないと思います。レイは缶コーヒーの虜だ。しかも甘いカフェオレが大好き。

甘いカフェオレとクレープがあれば機嫌がいい。そんな可愛い女の子。

それを知っている高田先輩。この人、やっちゃんのために周りの人全て調べあげている。ある意味爽やかなストーカーの王様だ。


「邪魔しないなら好きにしなさい。」


やっちゃんの言葉に高田先輩は近くの椅子に座る。談笑しながらカミーラのことを聴き始めた。この人だれ??みたいな感じで。スライム()化物と言うレイ。本当のこと言っちゃいやがった。


「はぁ、確かにスライム()化物ですね・・・」


高田先輩はカミーラの大きなおっぱい見てそう言う。あぁそうとったんですね。面白い人だ。

カミーラも見られているのを面白がって胸をタワンタワンさせてる。俺の鼻の下が伸びちゃう。


「「そこ見なくてもいいんじゃないかな〜??」」


やっちゃんとレイの目が非常に冷たい・・・。レイは俺の頬を両手でつねって引っ張る。マジで痛いです。


「本当に仲がいいですね。」


笑いながら俺に言う高田先輩。やっちゃんはでしょ〜?と言っている。

やっちゃんに高田先輩が何の本を読んでいるのか聞かれて愛娘の育てるのに必要な知識を詰めていると言っていた。あのウーパールーパーは女の子なのか?

ふ、ふぅ〜〜〜んとしか言えない高田先輩に、あんたも飼う??と言っているやっちゃん。それに同意とまではいかない『そうですね〜』と言ってしまったもんだから大変なことに。高田先輩は今度やっちゃんとデートにいくらしい。あの熱帯魚屋に・・・。飼う仲間が増えて嬉しいってさ。


「お兄ちゃん、おなか空いた・・・。」


たしかにもうすぐお昼だな。そう思っていると物々しい集団が・・・。

それ・・・マジでないわ・・・。


面白ければ評価、コメントよろしくお願いします。


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