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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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天国だが地獄

レイの策略により俺はただ今絶賛で天国モード中。

天国モードという名の地獄。そう、ここは地獄だ。

お色気地獄。色欲地獄、目の毒地獄。


皆は誰も大事なところが見えないというのがわかっているから大胆な格好を平気でやっている。

この中にそれが見えているとなった場合はどう思うだろう。

犯罪者扱いは確実!!そうならないためにも俺はここから逃げるのだ!!


「鼻血止まらないから先に出ます。」


この理由は最高にいいと思う。俺、グッジョブ!!!

その言葉を聞いてレイが横に来る。


「大丈夫??鼻血止まらないんだったらこうしてしまえば・・・」


回復魔法かけられる。それやったら止まっちゃうでしょ?強固に傷を直されて鼻血が止まる。

止まったのを確認して俺の腕を掴んで湯船に連れて行くレイ。

計られた!これは絶対策略だ。俺をどうしたいんだ?いきなり立ち上がるレイ、そして俺の方を向いて


「ねぇメグミ〜背中流してほしいな〜〜。」


レイのやつ・・・俺をどうしたいんだ??それ以外頭に浮かばない。

俺の前に座るレイ。髪をかき上げて背中や首筋を魅せつけるレイ。

やわらいスポンジを泡立てて俺に渡すレイ。それを見てレイの横にやっちゃんも座る。


「私もお願いできる?」


もしかしてやっちゃん、気づいているのか??

俺は必死に大きくなろうとするアソコに静まれと言い聞かせ背中を洗う。

レイの背中を洗い終わると次はやっちゃんの背中。目をどこにやればいいんだ?わけがわからない。

頭がクラクラする。

何も考えられません・・・。

レイがいきなりクルッと振り向き


「メグミ〜腕洗って?」


顔の真っ赤なレイ。俺の前で腕を突き出している腕に目をやろうとすると・・・こいつ膝をくっつけずに広げてやがる。見え・・・

それに気づいた瞬間に俺の視界が真っ暗になった。







俺はベッドの上に転がっているようだ。どうなっている?


「あぁ、俺、倒れたんだ。」


そう小さい声でつぶやくとレイが俺が意識を取り戻したことに気づいたようだ。

覗きこんで俺を見ている。


「ゴメン。悪ふざけが過ぎました。ほんと、ごめんなさい。」


泣きそうな顔で俺に頭を下げる。

聞くと、凄い面白がっていたそうだ。いつか興奮の域を超えて襲ってこないかな〜とか思っていたらしい。俺は野獣?でももう少しで理性飛んでしまいそうでした。だって、魅力的すぎる世界だったから。

最後のやつは相当自分でも恥ずかしかったそうだ。そういうのは黙っててね。


「恵くん大丈夫??こっち来れば??冷たいものぐらい出すわよ。」


やっちゃんが冷たいレモネードを飲んでいる。俺も飲みたい。

3人でレモネードを飲みながら少し話をした。明日は何をしようか?とかまた魔族領のダンジョン行きたいねとかそうして就寝時間に。


おやすみの声をお互いにかける。


「「あの〜いつものやつお願いしたいんですけど〜」」


そう言うレイとやっちゃん。


「じゃぁ、今日はレイはおあずけ。理由はわかっているよね。」


レイが声を上げずに涙だけ流して泣いている。


やっちゃんに舌を入れてキスをする。もうこれでもかっていうくらい深いやつ。

やっちゃんは真っ赤になってそれに甘んじている。

終わると魂抜けてポケ〜〜〜〜となっていた。


レイは悔しそうに泣いている。

レイの方を向いて両手を広げると飛んできた。


「ごめんなさい。ごめんなさい。」


俺の胸の中で泣くレイ。

その顔を見たらキスしてた。やっちゃんにしたものと変わらないくらい深いヤツを。

レイは俺の頭に腕を回しキスをし続ける。離してくれない・・・。


やっちゃんが正気に戻って引き剥がしにかかる。


「もう!!」


やっちゃんが引き剥がし終わると凄い不貞腐れたまま布団に移動する。


「やっちゃん!!」


俺の声に反応してこちらを向くが頬が膨らんでいる。

俺は俺の布団をポンポン叩いて呼ぶ。


「いっしょに??」


やっちゃんの目が輝く。俺はコクコク頷く。

スキップしながら布団に入ってきた。

レイは・・・俺の布団にいつの間にか入ってやがった!!

というわけで俺は2人に挟まれて幸せの就寝時間がやってきたわけ。

凄い・・・いい匂いがする・・・。


心臓の音がうるさくて眠れない夜。

体サワサワするのはやめてください。すごくエロいです。




そうして長い時間目がギラギラしたまま過ごしていたがいつの間にか眠りに落ちていた。

そして俺は平和な世界に戻るのだった。

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