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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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今回のイベントは大勢だ!

羨ましい状況です。

『湯三昧』


ここに来たらやることは1つ!

温泉です!!もう俺達のイベントとなっている


皆で混浴しようぜ!


というわけで俺達3人が温泉に歩いて行く。途中で俺はあることを聞いてみた。


「ねぇ、レイとやっちゃん。気になって仕方なかったんだけどさ、・・・」


俺はレイとやっちゃんがなんで機嫌が悪かったのか聞いてみた。やっちゃんは頭を抱えている。レイは困った顔をしている。2人の意見はこう・・・


やっちゃんはあげた剣を引っ込めて訳のわからない出所不明の刀を持ってニヤニヤしていた俺が気に入らなかったらしい。


レイはやっちゃんに言われて俺がすぐ刀を引っ込めたのが気に入らなかったらしい。


どうやら俺の空気の読めないダメなところが原因のようだ。

2人に謝っておきた。すぐにちゃんと謝ったから許す!!って2人が抱きついてきてくれた。機嫌治ってよかった!!


「あぁ、いいな〜」


うわ!!びっくりした!!後ろから急に声が聞こえたので飛び上がりそうになる。後ろを振り返ると女性陣2人が俺を恨めしそうに見ていた。あなた達に嫉妬されるのはちょっとおかしい。


「ここのお風呂凄い面白いらしいですよ!!いきましょ〜〜」


高村がレイの腕を引っ張って先に走って温泉に行ってしまった。志田も待って〜と言いながら追っかけていった。

俺とやっちゃんはなんだあれ?みたいな顔をしてその様子を眺めていた。


「私達も行こうか・・・」


俺と並んで歩いているとやっちゃんが何かを思いついたみたいな顔をする。

そして俺の腕に抱きついて歩く。普通の恋人はこんな感じかな?


「こうしてみたかったんだ!レイちゃんには悪いけどね〜」


凄い悪い顔をしているが凄い嬉しそうだ。ふふふふふとずっと上機嫌に笑っている。

そして脱衣場で名残惜しそうに腕を放し手を振る。可愛いんだなやっちゃんも。


俺が脱衣所に入るとそこには男性陣2人と浅田が真っ裸で立っていた。俺の姿を見て浅田が


「やはり男っていうのは裸で付き合ってこそ信頼を深めるってもんだな」


超進学校の俺にはよくわからない体育会系的なことを言いながら豪快に笑っている。

俺はちょっと困っている。今までこれたちは早めのお風呂で3人だけで楽しんでいた。今回はそうもいかないみたいだ。レイがアホなことしないか凄い心配。いきなり状態異常を解除なんかしたら・・・マジでヤバい・・・。

そんなことを思いながら温泉にはいる。


「これは面白いな!!湯煙で見えんじゃないか!これは凄い技術だな!!」


男共はなんかすごく楽しそうだ。

俺はそれどころじゃない。パーティー全体の魔法を使われたら・・・そればかりが頭をよぎる。


「もう、滅茶綺麗!!肌すべすべ!!それ・・・下は処理しているんですか?」


女性陣が入ってきた。レイの下の毛の話だろう。生まれつきですからね。俺の趣味とかではないですよ。


「うぁ!!ここ混浴じゃないですか!!って見えない??あれ??どうなっている?」


高村と志田は湯煙で隠れているのに気づいたようだ。

やっちゃんは相変わらず顔が真っ赤だな。


「はい!男共はやっちゃんの前に立つの禁止です!」


レイが先に釘を刺す。男性陣は頭にはてなマークが出ている。レイがこっち向きそうになった仲間の頭を掴んで違う方向へ向ける。仲間がすっごいビクッてなっているのに笑いそうになる。


凄い消え入りそうな小声で


「ありがと・・・」


とレイにいうやっちゃん。顔どころか体まで真っ赤だよ、大丈夫??

女性陣がレイに何か聞いている。その後、やっちゃんの方を見て『お気の毒』と『羨ましい』の声をかけている。志田は見たいみたいだな。もしかしてそう言うタイプなのか?


「レイちゃん!!いったわね!!」


真っ赤な顔のままレイをポカポカ叩いている。湯船に逃げ込むレイを追っかけてポカポカし続けている。可愛い2人だな。


「じゃぁとっておき行きますか!!」


レイの掛け声であれを唱えるのだと確信した俺はレイの口を押さえて湯船にダイブしてしまう。

手と顔に柔らかい感触・・・俺はレイの胸に手を当て顔を埋めていた。これは・・・。

それに気づいたレイが俺の顔を抱きしめてムギュッとしてくる。

やっちゃんが引き離しに頑張るが俺の顔は胸から1ミリも浮かばない。あぁ柔らかい・・・。その幸せな気分の中凄い小声で


異常回復魔法(ピラム)


俺にだけ異常解除の魔法を使ったみたいだ。その瞬間にレイの裸が目にはいる。俺は今までにない衝撃が走る。レイの何もまとわない姿。2つの柔らかいものに包まれる顔・・・

刺激が強すぎて鼻血が出る。慌てて俺の鼻を押さえるレイ。


「「だ、大丈夫??」」


駆け寄ってくるやっちゃん。前かがみの彼女の姿に・・・


「だ、大丈夫です。ちょっとのぼせただけ・・・」


俺は鼻をタオルで冷やしながら体を洗う。俺の状態異常解除に気づいているのはレイだけ・・・。

レイはニヤニヤ笑っている。この状況を楽しんでやがる・・・。これは俺がここにいるだけでもう犯罪じゃないか。覗きだよ覗き!!女性陣2人は体を洗いあっこしている。妖艶すぎる。レイはやっちゃんとじゃれあっている。刺激強すぎて鼻血の止まる気配がない。


そうだ!!コレを口実に逃げればいいのだ!!俺はそう思った。





面白いとか、ここが気になるとか、疑問とかありましたらコメントしてください。


楽しめそうだと感じたらブックマークおねがいします。


とても励みになります。


ポイント増えていると元気でるので下のところから評価もお願いしたいです。

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