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願いで手に入れた伴侶が最強  作者: うぉすれや
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このままだとパニックになるだろ?

態度が軟化したレイとやる気なくなった魔人。


やる気なくう◯こ座りしている魔人。

もう帰っていいかだって??


「いやいや、まだやらねばならないことだらけだろ?

何一人で任務完了感出してるんだよ。

このまままわりが動き出したらいきなり魔族と魔人が建物の真ん中にいるんだぞ?

どう考えてもパニックになるだろ。」


そういって魔人を見ると


「いや、別にパニックに何かならんだろう?頭の中まで筋肉でできているバカばかりだぞ?気づかないんじゃないのか??」


鼻毛抜きながらって、どうでもいいです感出しまくりだなコイツ・・・。


「何か怒っているの??もしかして願いを叶えつづけろって言ったの怒ってるの??」


俺が腕を組んで見下ろして聞くと


「そりゃぁ怒るだろ?3つだって言っているのに回数無制限?

無茶にもほどがあるとは思わんのか?自分がやられたらどう思うよ?

『仕事そろそろ終わりま~す。

あ、やっぱりそのままぶっ続けで働き続けてくださ~い。』

言われてどんな気持ちだ?

我はどうすれば家族の元に帰ってゆっくりできるのだ?」


魔人に家族いたんだ。ちょっとビックリした。


「お前、家族なんかいるの?どこに??どんな家族構成??

奥さんとか子供とかいるってことだよね?」


「なんだ?我を愚弄しているのか?子供ぐらいいてもいいだろ?

妻には逃げられておらんが娘が2人いるぞ。何だその目をひんむいだ顔は?」


きっと娘はムキムキなんだろう。勝手に想像する。

まぁコイツの家族なんか今はどうでもいい。

これからのことだ。まず、魔族と魔人がいきなり出現しました!!

と言う状況だけは回避しないと。


「レイは人に化けたりできるの?ついでに魔人は??」


人に化ける魔法とか術とかあるのかな??


「人に化けるくらいできるぞ。人化の秘術何て言われているが結構誰でも出きるんじゃないか?

秘術だったのは数百年前だっただけで今ではその辺の魔物でもするんじゃないか?

といっても気配までは変えられないだろうからすぐにバレるだろうが、

私なら魔素の漏れも一切せずに人になりきれるぞ。

隠密、偵察という名の観光でよく人の世に紛れ込んでいたからな。」


レイは胸を張って答えた。

仕事のようなふりして観光してたんだ。胸張って言うことでもないだろうに。

でもなんかかわいいな。


「我はランプに入ってしまえばいいと思うぞ。ランプはお主がもっておけばいい。

アクセサリーみたいにズボンにでも引っ掛けておけ。

呼べばいつでも出てこれるから人化なんぞ面倒なことせんでもいいだろ?」


ランプの中に帰りたくて仕方ないんだな、こいつは。


「じゃぁ、レイさんは人化の秘術とか言うので人の姿になってください。

魔人はランプに帰ってこの止まった空間何とかして。」


「レイで良い。さんはいらん。私はあなたを何と呼べばいい??」


「じゃぁ、メグミで。」


何か照れくさいな。敬称無しで女性を呼んだことがないからな。

女の子に名字(ヨシナガ君)でも、メグミ君でもない呼ばれ方をされる・・・、憧れていたな~。


「すごく気になっていたんだが、なぜ我は魔人と呼ばれているのだ?

自己紹介はしたであろう?我の名はンデュラー!!最強にして・・・」


「はいはい、ンデュラーね。ンから始まる名前って言いにくいんだよね。名前変えていい?そしたら呼ぶから。」


最後まで自己紹介させてもらえなかったのがショックだったのかちょっと落ち込んでいる。

面倒な奴。いい年こいたムキムキのおっさんがあからさまに肩を落として落ち込んだ態度を見せてくる。

むさ苦しいことこの上ない。


「我に名づけると?いい名前なら構わんぞ。この我に似合う素晴らしい、崇高な名を名づける栄誉をお主に与えよう!!」


あ!なんかいきなり尊大な奴に戻った。

なんかむかつくがもしかして扱いやすいのか??

見た目が厳ついのにちょろい奴なのか?


「ンデュラーが言いにくいから、字順を変えて『デュラン』って言うのはどうだ?」


「いいと思うわ。かっこいいじゃない?」


「か、かっこいいか??そ、そうか!!かっこいいか!!!

ならばその名前で許してやろう!我が名はデュラン!ぬはははは!!」


何か気に入ったみたいね。レイもこのおっさんの扱いを心得たのかうまいタイミングで相槌を打ってくれた。

さて、名前も決まったし、レイは人に化けてくれるといった。


「じゃぁ、レイは今化けれる?それとも何か必要な物がいったりする?」


「いや、なにも。ほら?」


そういって人の姿に変身する。

髪は真紅のままだが肌の色は透けるように白く、

眼球も一般的な白目があり虹彩は金色で美しい。

背が少し縮んで俺と同じくらい、

といっても175セントほどの女性にしては高身長である。

ま、まさにモデル!!顔小さい!!髪の毛ツヤツヤ、手がめちゃくちゃ綺麗。

やばいやばい!!これはやばい!!理想中の理想ではないか!!?

服装は相変わらず露出の激しい格好だがよく見るとヒールっぽい靴ではなくなっている。

そのせいで背が縮んだのか?


「な、何をジロジロ見ている??へ、変なのか??もしかして人っぽくないか??」


そういいながら自分の体をくねくねさせながら見ようと頑張っている。

何かかわいいな。


「じゃ、世界は動き出す!!」


魔人、あ、デュランだったね、そいつがそういった。



やっと、冒険?の始まりそうな感じです。


話の数も増えました。

読んでおもしろいとか気になってきたとか言うのがあれば評価したり感想書いたりしてください。

駄文ではありますがやる気が出たりスイッチ入ったりします。

よろしくお願いします。

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