確保で祭
内閣総理大臣、浅田くん!とうとう異世界生活に巻き込まれました。
ドラゴン地獄の感想をどうぞ!!
「これ・・・、いつまでやるんですか?」
お!!話せる人がいますね!!凄い精神力です。志田が震えながら期間を質問してくる。
レイが1ヶ月位かな?という発言に後ろにぶっ倒れる。仲間と高村は白目になってピクピクひきつけ起こしている。
喉詰めると困るのですぐ介抱。ジルは頭を掻いて困り果てているようだ。『俺達の時より結構甘いけどな!』という心の声が聞こえてくる。俺達はここにいた期間数時間だったもんね。すぐ下の階に連れて行かれてたもんね。
「あの・・・、首相を押さえるのを忘れてもらっては困るんですけど・・・。」
比較的元気な観月が俺達を見てそういうが俺達は別に忘れていない。嘘、忘れてました〜。
というわけで仲間をジルが、高村をレイが抱えて鍵を使ってやっちゃんと合流。トワコさんがお茶を出してくれたので飲みながら談笑する。トワコさんはお客さんがいっぱい来てすごく嬉しそうだ。やっちゃんは気を利かせてお菓子を持ってきていたようでトワコさんが『こんな美味しい物初めて〜』と喜んで食べていた。
重要なことを思い出したので1泊せずダンジョンを出る。4人は自分のノートを見て自分の時間を停止している。レベルが思ったより上がっていたのか?全くだったのか・・・。俺にはわからない。全く動かずそのまま拠点の街ジルバームに着くことになった。薄暗くなる平原、綺麗な夕日、素晴らしい景色だな。俺は自然というより植物と調和の取れた世界が大好きだ。
「ノートを拝見!!って、ナンバー1じゃないですか!!うぉ!!レイ様もいる!ギルドでどんちゃん騒ぎしていますよ。何かあったみたいですがここを離れるわけにもいかず騒げません。早く交代来ないかな?」
悲しそうに話しているが仕事中は飲んじゃダメ。
馬車を返し、ギルドにつくともう滅茶苦茶になっていた。1人の男がでっかい椅子で真ん中に座り、酒を煽っている。周りの男は涙を流してそれを讃えはしているが凄い悔しそうだ。
あぁ、きっと捕まえたんだな。
「おぉ!ジル殿!!いましたよ!!探し人いましたよ!!これで俺は・・・!!」
涙を流してジルに報告する椅子に座っていた男。
その近くにはちょこんと小さい椅子に座ったおっさんがいる。
粗相はないが酒を片手に持たされて飲まされているという感じ?
「観月くんか??ここはどこだ??」
観月に気づき大慌てでこっちに走ってくるおっさん。こっちの世界だとすごく小さく感じるな。
「浅田首相、申し訳ございません。こちらの世界のことを知って頂きたかったのでこちらの方に頼んで来ていただきました。」
そしてそのまま2階の酒場の個室に4人と首相、やっちゃんは移動する。
レイは見つけてくれた男に以前ダンジョンで拾った剣を贈呈していた。なんやかんや言ってちゃんと御礼を
用意していたんだね。
後でレイに聞いたら
「あの歳の人にキスはダメだよ・・・。」
顔を青くして手をイヤイヤと振りながら言っていた。
レイにもらった剣のグレードを見て驚く首相発見者は
「俺、この剣を使うために転職してくるわ!!」
と言って職安に走っていった。あんたどう見ても僧侶だろ?いきなり戦士系ですか??大丈夫??
俺が心配しているとレイが駆け寄ってきて僧侶は武闘派よと言っていた。僧侶のメイスはどつき回す武器で結構力がいるんだとか。見た目素材はともかく棍棒だもんね、納得。
そんなどんちゃん騒ぎを横目に俺達も皆を追って酒場の2階の個室に行くことにした。
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