落ち合おう!
登場人物おさらい
俺・・・メグミ、恵くんと呼ばれる。この物語の主人公。レベルが上がったが連れている女性陣が強すぎて実感なし。
レイ・・・願いで俺の伴侶になった超絶美人の魔族の女性。めちゃくちゃ強い。頭はいいのだがたまに凄い間が抜けた回答をする。
やっちゃん・・・田村弥生。俺の幼なじみで真の勇者。人の中で最強の部類にはいる。がレイには勝てない。レイとの確執も解消して仲良しになっている。非常に毒舌な部分もある。あと、嫌いな人への態度が凄い。
レイリー・・・レイの弟で魔王。凄い緩い話し方をする。性格も温厚。
お父様・・・レイリーとレイの実父。レイには娘ラブ過ぎて気持ち悪がられている。昔は尊敬していたのにね。
お母様・・・レイよりも強いと言われるこの物語最強の女性。レイリーとレイの実母。魔族なのに角がない。レイにそっくりで胸が凄い大きい。拳で湖を造るほど剛拳。
観月・・・日本の防衛に携わる政府の人。よくテレビにも出ている。冒険者で内閣総理大臣をこの世界に巻き込みたいらしい。それで自分の主張を聞いてもらおうという魂胆。結構熱い男みたい。
滅茶苦茶斬れる刀を手に入れた。そのことで滅茶苦茶上機嫌の俺。指が飛んだハプニングもなんのその!!
かっこいい名前を考えておこう!!
ニヤニヤしながらダンジョンを出る。
「私のあげた剣は?」
う!!そうだった。やっちゃんのもらった剣もあったんだ。
「あ、いやね、刀って男のロマンなんだよ。だから持っていたいな〜と思って・・・。」
小声になってしまった。
凄い不貞腐れた顔のやっちゃん。ごめんね。すぐ持ち替えます。
「レイリーに連絡って出来ないの?」
やっちゃんがレイに聞くがレイは首を振るだけだった。
もしかしたらお父様の能力なのかも。
歩いて帰るが、結構距離もある。でも、綺麗だよね!自然と建造物の調和がすごくいい。木造の建物、レンガ造りの建物、いろいろだがすごく美しい。近くの湖もキラキラしていて最高です!!
自然の中を歩くって気持ちいいよね!そんなことをレイに言うとどこもこんな感じだからどうも思わない。と冷たい答えを頂いた。
「この湖綺麗だよね!水も綺麗だし水鳥も飛んでいるし!!」
気を取り直してレイに言ってみる。でっかい魔物もいるけどね。とだけ言われた。俺のこと嫌いになったの?俺の言う事言うこと嫌な返しだな。俺落ち込む。
そんな感じで歩くこと1時間、お母様の別荘に着く。レイリーはいるのかな?
「お母様、人の街に戻りたいのでレイリーを呼んでください。」
レイリーを小間使みたいに言わない。彼はこの国の王様なんだから。
「あらあら、もう戻ったの?人の街に戻るのね。レイリーならまだいるわよ。」
大声で呼ばれるレイリー。な〜に?と緩い返事でここに来る。この人ゆるすぎるけど王として大丈夫なの?
レイの話を聞いて扉を出す。ただ、拠点の街に直接は出すと問題があるのでお父様の家に出すとのこと。
「おぉ!!レイ!!もどってきたか〜〜!!」
ダイブしてハグしようとするが躱される。きっとこのままではレイとのハグは実現しないだろう。
お父様は馬車ではなく飛竜を用意してくれた。飛んで移動するので非常に早いらしい。街に直接着陸は無理らしいけど。まぁ大パニックになるわね。
飛竜に乗って空を飛んで移動する。初体験である。不思議なことに全く風や空気の抵抗を感じない。この飛竜は風などの抵抗なく跳ぶらしく乗っている人もしんどくないそうだ。魔力で飛んでいて羽で飛ぶわけではないんだとか。空高く飛ぶので非常に景色がいい!!さっきの落ち込んだ気分を一掃してくれる。
目を輝かせて乗っている俺とは裏腹に暗いレイとやっちゃん。俺、なんかやらかしたのか?
街から500mほど離れたところに着陸して俺達は地面に降り立った。脚がまだフワフワする!!絶叫マシンは嫌いだがこれはすごくいい!!降りるときもあの気持ち悪い感じが全くなかった!!
門番にノートを見せて帰還!すぐに観月一行と落ち合う。
「凄い物々しい格好ですね。さすがハイレベルの冒険者だけのことはある。」
そんな煽てても何も出ません!!というわけでギルドの2階にある酒場の個室に皆ではいることになった。
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