世界をより良い方へ。
祝100話
皆様のおかげで100話に到達出来ました。ありがとうございます。
これからも頑張って書いていきますのでよろしくお願いします。
「時間動かして〜」
その言葉の直後、周りがうるさくなる。うるさくはない。ただ、全くの無音の世界からとき放たれるとすごく音を感じる。
「ちょっと失礼・・・」
席を立つ2人。
インカムにボソボソ言っている観月。その後、笑顔で頷く。
レイとやっちゃんが部屋を出る。
「3人共仲がいいですね。」
俺は頷くだけにしておく。
その後、彼女とはうまくいっているか?とか妹さんが美しすぎとか、本当に兄妹?とか聞かれた。
それと、妹が美しいのは兄としてどうなのか?とかも聞かれた。確かに本物の妹なら恋愛対象にあることがないので超絶美人の妹っていうのは現実にいたとすれば悲しい存在だな。
そんなくだらない話をしているとレイとやっちゃんが帰ってきた。
「そうね、総理大臣なら3回めの抽選でこのゴタゴタに巻き込まれると思うわ。」
4人が顔を見合わせている。どういうこと??みたいな顔である。それと可哀想な首相だな。政治の世界から生と死の隣り合う世界に放り出されるんだから・・・。合掌。
「それじゃぁ、勧誘の話はまぁ、俺が彼女たちのために幸せな世界を作りたいと思っているから好き勝手ではあるけど参加させてもらいます。。ただ、強制は受けません。報酬も今の所要らないかな??」
俺の参加に大いに沸く4人。嬉しそうで何よりです。
「あと、できればレイさんと恵さんのお母さんも紹介して欲しいんです。家にいけばいるんですよね。」
あ!やっちまってるなコレ。
「ちゃんと説明すれば?誤解しているわよ?」
4人の顔からはてなマークが見えている。
「向こうで落ち合おうか。説明が面倒なんだよね。見ればわかることは見てもらえばいいと思うから。」
レイも頷いている。
「今いる母とは関係ないです。ハイ」
その一言で終わらせるレイ。説明が面倒なのは皆一緒だな。
「じゃぁ、俺達の拠点のシュローデヒルム帝国のジルバームで会いましょう。まだ4人は魔族領に来れないでしょ?」
「魔族領にいるんですか?何で??ダンジョンのためですか?」
まだ秘密!!そうとだけ言って今日の会合は終わりです!
家に送ってもらい俺とレイ、やっちゃんは家についた。
「は〜疲れた。」
俺とレイはそれぞれ風呂に入り、いつものように俺のベッドで一緒に寝る。
「お兄ちゃんたち帰ってきたの?私も一緒に寝ていい?」
美久が部屋に入ってきた。断ったら可哀相だな。というわけで今日は3人で同じベッドで寝た。
凄い窮屈・・・。
ニコニコしている美久。なんで?
そうして俺は眠りに落ちる。寝落ちの良さも向こうの世界に行ってから抜群なのだ。
まえがきでもお伝えした通り皆様のおかげで100話まで来ました。
面白いですか?退屈じゃないですか??かなり不安もありますがこれからも頑張って書き続けます。
何かありましたらコメント欄にご記入ください。できる限り回答したいと思います。
評価があればそれだけでうれしく飛び上がっています。
ポイント増えれば涙流していますが見せられるイケメン顔ではないので見せません。
それではこれからもよろしくお願いします。