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波打つ人混み
遅れてごめんなさい
重なった間違いの向こう側で
手を振る君の瞳を見つめた
恋と命の二択です
なんて意地悪な世界だろう
指と指を繋いだ赤い糸
君を忘れ始める僕
かすれていく景色の向こう側
窓から闇が差していた
今日と明日の境目で
涙を静かに流す人
崩れ崩れ壊れる安らぎ
眠りは遠い場所への片道切符
不穏な空気が漂う場所で
途切れた命一つ抱えて
馬鹿なやつだってこぼした言葉
余談。
いくら眠っても僕は安らぎを持つことがない。誰かと触れれば必ず何か大事だったものを忘れる。夢を忘れて好きなだけ生きる。趣味も感覚もないけどね。




