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恋をするほどわからなくなるもの
笑顔は大体偽物だけど
寝顔は大体本物らしい
うなされ続ける僕の夢の
泣き崩れるほど暖かい君
笑顔に意味があるらしくて
なのにそこにはたどり着けない
道案内のNPCは僕の心がわからない
へらへら笑いをしないでください
でも鏡を覗いてしまえば
僕だってそんな笑顔をしてる
すれ違うことがたくさんあって
言葉にできないものもあって
わかってほしいことがあって
指先の消しゴムで削った笑い
壁紙に刻まれた子供の落書き
黒板に描かれた無邪気な笑顔
そんなものを誰も覚えていない




