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繋がりに気づけないまま
手紙がひとつ吸い込まれた
宛先に僕の名前がある
二度と君と繋がらないって
僕が軋んで壊れそう
ひび割れながら泣いている
ゴミ箱にだって心はあるから
泣いてる僕に声をかけた
泣いたっていい、泣き続けたっていい
優しいはずの慰めが僕を
どうしてか深く傷つけた
指先でシナプスを弾いてしまう
二度と触れなくていいものひとつ
僕は心がわからなくていい
代わりにずっと泣いてあげる
込み上げてくる涙を初めて見つけた
指先でなぞって悲しくなった
全部僕の涙じゃないのにね
どうにも胸が痛むんだ
暖かめのやつを落としたかった。




