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宝くじと運命論
幸せの裏で泣いてる誰かがいるって僕らはよく言ってるけれど
僕の不幸の分誰かが幸福だって言ってるけれど
大事な誰かを幸せにするのは僕の不幸なんかじゃないし
大事な誰かを不幸にするのは僕の幸せなんかじゃない
眠り姫と出会えた幸運を
他の誰も気づきやしない
どこかにいるはずのほんとの王子は
一万人もいるんだってさ
お金で買えないものがあるらしい
偶然手に入れた幸せを壊すのはいつも自分
こんなに幸せでいいのだろうか?
幸福論は僕を壊した
やっぱり音楽を聴きながら詩を作ると全然違う。どうしても僕の中では詩の奥に無音がある感覚がするから。