表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグという名の録音記録

初めての投稿です。

ヴァンパリズムなので、吸血鬼は出てきません!

吸血はします。

「江崎さん。」


彼が弧のように唇を歪める。

俺はその赤い唇から目をそらせなかった。


「白い肌に赤い血はこの世で一番美しいと思わないかい?」

赤い舌を覗かせ、不気味な程美しい顔で、恐ろしいことを言ってのける。

何故か催眠術にかかったように、口を開けない、あかない、かたくーーー

閉ざされているよう。


「とても魅力的だろう?」


何だろうかこいつは、気持ちが悪い。


「ーーー僕が気持ち悪い?知ってるよ。

でも良く考えてみて、どんな綺麗な人も不細工も悪人も善人もみんな流れてるんだ。」


彼は、もっともっともっと


もっと


唇を歪める。


「何がって?

血が、だよ。

僕は血が好きなんだ。

白い肌に血が一番好きだけど血も好き。

どんなに歪んでるって言われても、おかしいって言われても、君たちがジュースやお酒を飲むのと同じことだ。

僕にとってはね。」


なんだこいつは。

俺の記録はまちがっていたのだろうか。


恐怖で開かない口を開く。



「お、前は人間、では、な、い、、、」


「え?お前は人間ではない?

嫌だなぁ江崎さん。

僕は人間だよ?

ただ少し、欲望に忠実なだけさ。」



「 だからさぁ、

江崎さん、

貴方の血を僕に


ーーー ち ょ う だ い


は、?


え、



「え、あぇヴぁ、え、あ、ああ'''あ''あ''」


プチッーーーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ