13:感想
この作品はスマホで書いているので基本1話自体短めです。
あと色々試行錯誤しているので読みにくかったらすみません。
トイレから出た二人はそれぞれのスキルの報告をする。
「かねやんその棒何?」
「ガチャで出たこん棒」
ガチャの結果はこん棒だった。
特に能力はなくただのこん棒。
いわゆるハズレだ。
「まぁタダガチャだしそんなもんじゃない?」
「魔石使うともっと回せるらしいんだけど。無料と有料みたいな感じ?」
「レアの出現率あがるのかな?」
「そこは変わんないっぽい」
ガチャに関しては回してアイテムを得る以上の機能はなかった。
「シェルターいいね、秘密基地みたいで。」
「それなんだけど、このスキルヤバいと思うんだよね」
「何が?」
「ダンジョンと使うと考えるとさ、移動式簡易拠点になるし、更にアイテムボックスとしても使えると思わない?」
「確かに。この中入れば安全だしダンジョン攻略する人欲しがるよね」
「まぁ俺はダンジョン興味ないから行かないけどね。あとさ、要人警護とかにも使えそう」
「つっちーこれバレたらヤバいやつだね」
「うん、だからかねやんも内緒で頼む」
「りょーかい。まぁ俺のスキルも表には出したくないしね」
「魔石あれば回せるし、ガチャで商売できるんじゃない?」
「それもアリだけど他人の回すガチャなんて見たくない。それ以前にスキルあるの隠したいしね」
「そうだね。スキルあるだけでもバレたら面倒だしね」
「そうそう、幸い俺もつっちーもダンジョン興味ないし安全に過ごしたいよね」
「全くその通り」
お互いにスキルの確認をし、改めてこの事は秘匿することにした二人だった。