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平凡だった男が英雄になるまで  作者: わはーる帝国の皇帝
第一章 生ぬるくとも強くなる
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第十三話 役四ヶ月間の弟子

急いで作成したものですごく短いです。

昨日強くなった「結果」だけを投稿したのですが「過程」を書き忘れてました、すみませんでした

「早速本題に入るが弟子になって欲しい」


「え?」


突然ギルド長に呼び出されたかといえば唐突にそう言われたのだ。


「突然の事で驚いていると思うが許してくれ、お前のその才能を放っておくのはもったいない」


「どういうことだ?」


「お前が【魔闘】と呼んでいるその力は【御業】と呼ばれる力の源だ、体外で【魔闘】を使えるようになれば相当強力になるだろう」


「【御業】とはなんだ?」


「やはり知らなかったか…【御業】とは真摯に一つの想いだけを持ち、それに向かって他の全てを捨てるほどの思いを持って発現する力だ」


「その力は本人に一番あった能力が付与され、絶大なる力を手に入れるのだ、その中でもお前は【成長の御業】を持っている」


魔力と闘力が増えるのはそのお陰か。

「それでなぜ俺を弟子にしたいんだ?」


「それはお前がどこまで行くのかを知りたいのだ、お前は最強になる素質を持っている、ただその助けになればと思っている」


その瞳には嘘偽り無く真っ直ぐと俺を見ている。


「…分かった弟子になろう」


いささか決めるのが早い気もするが一刻でも早く強くなりたい、助けてくれるならばすがりつこう。


「…訓練は明日の日の出と共にだ、昼になるまで今までしていた訓練をすればいい」


「分かった」


俺は話が終わったので部屋を出て住処に戻る、足のことを覚悟して。

















二週間後、俺は体外【魔闘】の操作のコツを掴む、ようやくスタートラインに立てた。


最初のうちはギルド長も手伝おうとしてくれたがそもそもやり方が違うので上手くできず3日ぐらい無駄にした。


しかしようやく体から50センチほどだが操れるようになった。


ただギルド長が言うにはせめて1メートル程は完璧に操れなければ【御業】の段階には行けれないようだ。


あと二日でそこまで行くか。






さらに一ヶ月後。

ついに実戦訓練を始めたが手も足も出ずにやられた、最後の方はなんとか近付けれたが吹っ飛ばされる。


今日が初めて実戦訓練をしたが今までやっていたのはどんな【御業】があるかギルド長秘蔵の本を見ながら説明してくれた。


その中でも特に俺には必要な物が見つかったのでそれの模倣をめざして頑張るか。


しかし圧倒的な力の差を感じたのでどうやらまだ【御業】も身体能力も足りないらしい。










一ヶ月後、ようやく勝負らしくなってきた、だがまだ埋められない力の差を感じている。


近づけば風の刃で切り刻まれ、離れれば土槍で滅多打ちにされる、しかしようやく対応出来始めている、この調子でやっていこう。












約二ヶ月、俺はギルド長と対峙している。


「ギルド長、今日こそ勝たせてもらうぞ」

ギルド長に勝てば魔大陸に行けれるよう手配してくれるらしい、一日でも早く行かなければ。


「今日も無理だと思うがな」


「やってみなければ分からない!行くぞっ!」


これ以上の問答は不要とばかりに最初から全力で向かう。


「さぁ勝てるのなら勝って見せろ!!」


戦いが始まる。


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