気付いてしまった………(知りたくなかった)
ローズガーデンの王都に繰り出したシオン達は、王都の賑わいに驚いた。
「エリザ、今日はお祭りなの?」
「まさか、これがいつものローズガーデンの王都の賑わいです。1年前にグリーンウッド家に救われた光景ですわ」
眩しいものでも見るように、微笑んで町中を見つめていた。
「そうか。エリザはこの光景を守りたかったんだな。辺境とはいえ、同じ領地を治める者として、民が笑いながら、平和に日常を過ごしているこの光景をとても大切な事だと改めて認識したよ」
カストルお兄様がエリザの頭を撫でながら言った。
プシュー
エリザは真っ赤になりながらダウンするのはい見慣れた光景である。
それからエリザの案内で王都で買い物を楽しむ事になりました。
「へぇ~綺麗ね♪」
「辺境では着にくいですが、たまにはこういうヒラヒラの紙みたいなドレスもいいですね」
辺境では魔物との戦いで、ドレスと言っても魔術師や治癒師のようなローブの様なものを日常生活で着ていた。
急な襲撃の時でも防御力の高い服を装備して、すぐに動けるようにしているのだ。
「やはり国が違うとデザインも、かなり変わりますね♪こんなデザイン見たことないです!」
「そうね。何着か買っていって似たデザインの防具でも作って貰おうかしらね」
シオンはテンションが高く喜んでいた。
「流石に人口の多い国ですね。南部に各国に隣接する中心国なだけある」
「そうね。港から南の大陸の輸入品が入ってくるから帝国の商人の出入りも多いしね」
戦争をしていても、一部の商人は国境を越えて商品を仕入れにくるのだ。皮肉にも国の税収にも関わるので、帝国とは切っても切れない仲である。
「あちらに南大陸からの珍しい果物を売っていますよ!食べに行きましょう」
それから買い物の次は食べ歩きをして満足してからお城へ戻るのだった。
お城へ戻るとお父様とお母様はお城の薔薇園を見に行きました。まったく万年新婚夫婦がっ!
そう思っていると、お兄様とエリザ姫も二人で出掛けて行きました。
えっ?
今気付いたのですが、私だけあぶれていませんか???
えっ?えっ???
マジで?
よしっ!
私、シオンは決意しました!
この旅行で【恋人】を見つけると!!!
えい!えい!おーーーー!!!!
頑張るぞぉ!!!




