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第3話 妹(?)

「それでね? お兄ちゃんヒドくて……」

 これは一般的な家族の食事風景――の、はずなのだが。一人うちの家族じゃないやつが混じって食事していた。頭には猫耳、尻にはしっぽ、それとおおよそ現代では目にしないような着物を着ているためまるでコスプレイヤーのお昼休みの光景である。

 しかも俺のことを何故かお兄ちゃんと呼んでくる。家族に紛れるためだろうか、しかし違和感がありまくりのせいか呼ばれるたびに背筋がゾクッとしてその耽美な響きがこそばゆくて頬が緩んでもっと呼んでほしいというか妹がいたらこんな感じなんだろうかって想像したり……あっいや違う。今の嘘。嘘だから。

「ねえ? お兄ちゃん……あれ? どうしたの?」

 俺の様子がおかしいことに気づいたのか、不思議そうにこちらを見てくる。うわっやめろ、その上目遣いでこっちを見るのをすぐにやめるんだ。

 思わず俺は目線を反らしてしまう。バレないように深呼吸してなんでもないと答えながら食事を続ける。

 平常心だ平常心。そうだ、こいつの中身はあの図々しいアイツなんだぞ。キャットフードにがっついてたあのアイツなんだぞ。

「あっ、お兄ちゃんお弁当つけてる」

 弁当? と聞き返すとものすごい近くにアイツの顔があってびっくりした。しかも更に近づいてきている。アイツが俺の唇に手を近づけてきて――

「ほら、お米粒」

 ついていた米粒をとった。

 ああもう無理だ。俺は急いでご飯を口の中に詰め込んでご馳走様と自分の部屋へと逃げるように帰る。リビングを出る前に振り返るとアイツがほくそ笑んでいた。

 ムカついたからその後帰ってきたアイツに向けて猫用の動くネズミのおもちゃを走らせたら一心不乱にそれを追いかけて果てに階段から転げ落ちてた。ざまあみろって笑ってやったらめちゃくちゃ母に怒られて腑に落ちない。

 どうも、紳士です。

 こういうの書いてるとイラストとか憧れるんですよ。よくあるじゃないですか。支援絵とかいろいろ。

 誰か書いてくれないかなあ(チラッチラ

 それでは。

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