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日々是修行なり

昨夜の対戦結果です。

 さて、前回の記録からこっち、私が何をしていたのか簡単に説明します。


10月5日(木) 

一手詰め詰将棋 36問 


夜、酔っぱらってハム君と対戦するも9枚落ちハム君にコテンパンにのされる。(^_^;)

ベッドに入っても悔しくて眠れない。頭の中を棒銀が進んで行く。

とうとう起きだして、夜中にハム君に再チャレンジ。今度は勝てたのでやっと寝ることが出来た。


10月6日(金)

一手詰め詰将棋 12問

ハム君に勝てた時の手数 10枚落ち・・50回、9枚落ち・・64回 


前日に完結させた「本好きエッセイ」と「異世界の歩き方」にレビューをいただく!感謝。

閣下の「鉄道記念日奉祝企画」に参加するために体験記を書く。一日がかりだった。「予言書」を書いていたら思わぬ方向へ話が進み始めた。これは日曜日に続きを書かなくてはいけないみたい。


ハム君と戦うも、勝ったり負けたり。なかなかミスが減らせない。「考えろ、考えるのじゃ。」という師匠の教えが頭をよぎる。


10月7日(土)

一手詰め詰将棋 36問

ハム君に勝てた時の手数 10枚落ち・・44回、9枚落ち・・88回


10枚落ちの戦い方・・まず角筋を開けて中央へ行き、向かって左側の歩兵を蹴散らす。そして棒銀で飛を進めながら飛・角を竜と馬に変身させ、王を追い詰める。

この戦法はもう完成されたと思われる。10枚落ちは明日の様子を見て、コンプリートということにする。


孫の運動会を楽しみ過ぎて、疲れ果てた。

しかし修行中の身、詰将棋は頑張った。


10月8日(日)

一手詰め詰将棋 49問

ハム君に勝てた時の手数 10枚落ち・・36回、9枚落ち・・68回


10枚落ちは手ごたえを感じたので、コンプリートとする。

9枚落ちの戦い方・・角の守りを固めてから棒銀で攻めていく。角筋を時間をかけて確認することを忘れない。敵が弱りかけたら角筋を開けて一気に攻め込む。


ハム君と戦って、ある程度の手ごたえを得たので、ダンナーに挑戦してみることにした。

どうなるのかちょっとドキドキする。


★ダンナーはビールを飲み、焼酎のソーダ割りも飲んだことを確認!守一さんの教えを守る。

★ダンナーはボーナスの査定の仕事をして疲れている。

★私は運動会の疲れが出てヘロヘロだが、じゅーさんが書いてくださった「意外と余計な力が抜けて、善戦するかもしれませんよ。」というコメントを信じて、頑張ってみる。


《ダンナーとの闘い 三回目》

▲ 先手 木星  △後手 ダンナー

▲9六歩        

「9枚落ちハム君に勝った時の先手を試してみよう。」

・・あっ、でも角と玉の守りをするのを忘れた。

△8四歩

『えらく考えてきたんだね。』

・・でも、定石。

▲9七角

「あれ?どこから攻めていけばいいのかな?」

・・9枚落ちハム君とは違って、相手の陣地にいっぱい駒がある。

  今更の戸惑いを感じる。指してから考えるなよっ、自分。

△6二金

『一応、前方を守っとくかな。』

・・どーしよう。守られちゃった。まぁいいや。ここに置いとけば。

  (この判断を後で後悔する)

▲2六歩

「やっぱり飛先の歩を開けて、棒銀で行くかな。」

・・あ、銀を先に3八にあげるのを忘れた。

  考えられてないーーーっ。

△3二金

『来たか。角を守るよ。』

・・なんて落ち着いてるんだ。性格かなぁ。(´Д⊂グスン

▲3八銀

「ふぅ~。やっと銀をあげられた。」

・・でも飛び出ている歩くんは大丈夫かなぁ。飛は効いてるけど・・。

△7二銀

『棒銀の準備だな。』

・・あれ?ますます角があそこにある意味がなくなってきた?

▲2七銀

「はぁ~、やれやれ。やっと棒銀の構えだよ。」

・・でも、角はあそこに置いといていいのかなぁ。ちょっと不安。

△8三銀

『こっちも棒銀だ。』

・・やっぱりそうくるよね。銀が飛び出て来た時に角で叩けないかな。

  ハム君がやってる角のにらみを利かすのって、どうやるんだろう?

▲6八銀

「よくわからないけど、一応玉の前の歩を守っとくか。」

・・なんか、角が寂しそうだけどいいのかなぁ。

△7四銀

『さぁ、出たぞ。攻撃だ。』

・・先に出られちゃった。焦るー。

▲7六歩

「一応、歩を突いておくか。」

・・でも、角筋が狭くなったなぁ。不安。

△8五歩

『飛車を使って、懐に飛び込んでやれ。』

・・ギョギョッ、ヤバいっ。これはヤバいじゃん。負けるかも。

  桂馬くんが取られそう。

▲7七桂

「桂馬くん、逃げてッ。」

・・考えずに逃げた後で気がついた。あっ、銀が効いてる。

  どこにも逃げられないじゃん。

  後から考えたら、金を寄せて桂馬を守れば良かった。

  この一手が勝負を決定づけました。(;´Д`A ```

△9四歩

『ふふん、これは香車と飛車で勝負がつくかも。』

・・なんで8六歩じゃないの?

▲3六銀

「もうあっちは捨てて、攻め続けるしかないかも。」

・・グスン。角を取られたらどーなるんだろう。

△9五歩

『ほれほれ、取ってごらん。角に王手だ。』

・・キャー、ダンナーのいけずー。

▲8八角

「そう言えば、進むのがダメなら戻ればいいじゃん。」

・・ホッ、角が助かった。

△9六歩

『そうですか。それなら歩を頂きます。』

・・えっ、これは「と」になられると困るから取っておいた方がいいのかな。

  この判断も疲れから来るミスでした。角が効いてたのに・・・。

▲同香

「あ、指してから気づいた。向こうに香車も飛車もあるじゃん。」

・・愕然。

△同香

『ごめんねー、いただくしかないわ。』

・・バカバカ、私のバカッ。

▲7九金

「遅ればせながら角を守るぜ。」

・・本当に遅かった。『歩を打ったほうが良かったんじゃないの?』

  というダンナーの言葉にハッとする。

△9七歩

『代わりに僕が歩を打つよ。』

・・ゲゲッ。なんて容赦ない手だっ。

▲8九金

「歩成りを防ごう。そして角の逃げ道を確保する。」

・・桂馬が邪魔だー。誰があんなところに桂馬を持って行ったんだっ。

  自分で自分をなじる。

△9八歩成り

「きゃー、角を逃がさないとっ。」

・・しかし金を捨てることになってしまった。何考えてたんだ?

▲7九角

『へー、逃げるんだ。』

・・ああ、金くんごめんよっ。( ;∀;)

△8九と

「だよねー。取るよね。」

・・あれ?こうなると角も取られるじゃん。

  先が見えてなかった。(^_^;)

▲9七歩打つ

もう諦めて、2五歩と指して攻めようとしたら、

ダンナーに注意された。『歩を打っといたほうがいいんじゃないの?』

そこで、角が生きていることを思い出した。

△7九と

『そう言いながら、角はいただくよー。』

・・なんて奴。歩を打った意味がある?

▲9六歩

「もう香車をいただくしか手がありません。」

・・でも敵の陣地にある飛車が不穏だ。

△9二飛

『飛車でいただきだっ。』

・・あーどうしたらいいんだっ。

  ここでパニックになったのが悪かった。

  私が打ったのは・・。

▲9五香打つ

「香車を取られても、歩があるから・・。」

・・何を考えていたんでしょうね。

  疲れから集中力が途切れていたとしか思えない。

△9四香打つ

『と金を取らなくていいの?じゃあ、歩がないから香車。』

・・ああっ、相手が持っている駒のことを考えてなかった。

  それになんで香車を歩の前に出したんだ。後ろでも良かったのに。

▲同香

「もうしょうがないっ。ただで取られるより取らないと。」

・・あっ、取らないほうが良かった。歩が効いてたのに。

  いや、どっちにしても同じか。

△同飛

『では、いただきますー。』

・・クソッ。ここで9三に香車を打つべきだった。

  それなのに私は・・。

▲4五銀

「もう左戦線は諦めて、攻めていって向こうに守る手数を使わせるしかないっ。」

・・バカだねー。

△7二と

『それでは桂馬か銀をいただいちゃうよ。』

・・ああっ、なんてことだ。Σ(゜д゜lll)ガーン

  銀は横腹が弱かったのにー。

▲4四香

「ほら、香車をお取り。そのうちになんとかならないかな。」

・・甘いっ、甘すぎるぞ、自分。捨て身がちっとも効いてない。

△3四歩

『武士の情けだ。でも角道を開けるかな。』

・・ここで私は飛び出した歩に目がいってしまった。

  でも角道が開いたことに遅ればせながら気付く。

  もう飛車君に出て来てもらうしかないっ。

▲2五歩

「飛車君、君が頼りだよ。香車と銀を守ってっ。」

・・角は香車を取りに来る。それを銀で取り返すっ。

△4四歩

『違うよ。歩で取るに決まってるじゃん。』

・・ああっ、歩で取るのぉ?!

▲3四銀

「もう、歩を取っとくしかないね。」

・・なんとか飛車と銀で王様を攻められないかなぁ。

△4五歩

『じゃあ角道を開けるよ。』

・・えっ、角が踊り込んでくる。

  なんとか銀だけでも救えないかな。

▲5八金

「銀を取られたら金で取り返す。」

・・あれ?待てよ。捨てたほうが良かったのか?

△7七と

『角じゃないよん。と金を使うぜ。』

・・はぁ?なんで?

▲7一銀

「銀を逃がそう。」

・・『あれ?逃げるの?』ダンナーがそう言うのも無理はない。

  ここでは玉を逃がすべきだった。

△9六飛

『じゃあ、竜に成りに行こうかな。』

・・あー、飛車のことを忘れてたっ。もうダメだっ。

▲2四歩  

「くそー、やぶれかぶれに角を突いてやる。」

・・こういうのを考えなしの特攻というのかも。やれやれ。

△同歩

『しょうがないなぁ。』

・・なんか余裕だ。ムカつくる

▲同飛

「どうにかして一泡ふかせてやりたい。」

・・しかし金が邪魔だなぁ。

△2三歩

『一応守っとくか。』

・・ぐぐっ。そうかー、相手はいっぱい持ち駒を持ってるんだった。

▲2五飛

「それじゃあ、正面突破に向かおう。」

・・相手の4五歩が取れるかなあ。

△9九飛成り

『もう決めようかなー。』

・・あー、とうとうこの時がきてしまった。

▲4五飛

「行くぞっ、銀よ。がってんだ飛車さん。」

・・先に正面突破だっ。

△4三香

『飛車取り。あっ、しまった。ミスした。』

・・よしっ、捨て身の銀だっ。

▲同銀成

「よしっ。これで飛車と香車で王手に持っていきたいっ。」

・・『しまった。銀で取りに来たかっ。』

  そーなんです。少しは成長してるんです。

△7九竜

『そういうことなら、もう遊ばないぞ。ほれ、王手だ。』

・・ああー、詰みそうだ。でも一応玉を逃がそう。

▲4八玉

「あっちには駒がたくさんあるからなぁ。」

・・もう無理かも。

△3九銀

『ほれ、また王手だ。』

・・3八玉と逃げても角と金を持ってる。詰みました。


「負けました。ありません。」

悔しいけど、疲れてたからおかしな手ばっかっり指しちゃったかも。でも・・「前より少しは成長したでしょ!」という私の言葉に、ダンナーは「うーん、うんそうだな。」と答えてくれましたが、自分で書き記してみると・・・あんまり変わってない。(;''∀'')


この前よりも棋譜の書き方が変化したのと、逃げるだけではなく攻める方向へ気持ちが向いてきたことが成長と言えるかもしれません。(笑)


《反省》

・最初の一手から間違っていた。定石でぶつかっていくべきだった。

・角と桂馬が自分の首を絞めることになった。飛び道具は先を考えられるようになって使うべし。

・9枚落ちハム君と戦うばかりしていて、相手が全員揃っている時の戦い方を研究できていない。


【これからの課題】

・毎日一回は平手のレベルワン君と戦う。

・詰将棋を極めていく。

・8枚落ちハム君と戦って飛車の攻略法を見つける。

・指す前にもっと考える。

・想像できるかどうかは別として、指す前に相手と自分の持ち駒を確認する。


なかなかダンナーは落ち着いている。

自分の性格改善が先なのか?と、ちょっと遠い目になりました。



※ 読者の石川さんが、将棋ソフトなどに対応した棋譜に書き直してくれました。

  プロの方は、こちらをご覧ください。


手合割:平手

先手:木星

後手:ダンナー

手数----指手---------消費時間--

1 9六歩(97)

*「9枚落ちハム君に勝った時の先手を試してみよう。」

*・・あっ、でも角と玉の守りをするのを忘れた。

2 8四歩(83)

*『えらく考えてきたんだね。』

*・・でも、定石。

3 9七角(88)

*・・9枚落ちハム君とは違って、相手の陣地にいっぱい駒がある。

*  今更の戸惑いを感じる。指してから考えるなよっ、自分。

4 6二金(61)

*『一応、前方を守っとくかな。』

*・・どーしよう。守られちゃった。まぁいいや。ここに置いとけば。

*  (この判断を後で後悔する)

5 2六歩(27)

*「やっぱり飛先の歩を開けて、棒銀で行くかな。」

*・・あ、銀を先に3八にあげるのを忘れた。

*  考えられてないーーーっ。

6 3二金(41)

*『来たか。角を守るよ。』

*・・なんて落ち着いてるんだ。性格かなぁ。(´Д⊂グスン

7 3八銀(39)

*「ふぅ~。やっと銀をあげられた。」

*・・でも飛び出ている歩くんは大丈夫かなぁ。飛は効いてるけど・・。

8 7二銀(71)

*『棒銀の準備だな。』

*・・あれ?ますます角があそこにある意味がなくなってきた?

9 2七銀(38)

*「はぁ~、やれやれ。やっと棒銀の構えだよ。」

*・・でも、角はあそこに置いといていいのかなぁ。ちょっと不安。

10 8三銀(72)

*『こっちも棒銀だ。』

*・・やっぱりそうくるよね。銀が飛び出て来た時に角で叩けないかな。

*  ハム君がやってる角のにらみを利かすのって、どうやるんだろう?

11 6八銀(79)

*「よくわからないけど、一応玉の前の歩を守っとくか。」

*・・なんか、角が寂しそうだけどいいのかなぁ。

12 7四銀(83)

*『さぁ、出たぞ。攻撃だ。』

*・・先に出られちゃった。焦るー。

13 7六歩(77)

*「一応、歩を突いておくか。」

*・・でも、角筋が狭くなったなぁ。不安。

14 8五歩(84)

*『飛車を使って、懐に飛び込んでやれ。』

*・・ギョギョッ、ヤバいっ。これはヤバいじゃん。負けるかも。

*  桂馬くんが取られそう。

15 7七桂(89)

*「桂馬くん、逃げてッ。」

*・・考えずに逃げた後で気がついた。あっ、銀が効いてる。

*  どこにも逃げられないじゃん。

*  後から考えたら、金を寄せて桂馬を守れば良かった。

*  この一手が勝負を決定づけました。(;´Д`A ```

16 9四歩(93)

*『ふふん、これは香車と飛車で勝負がつくかも。』

*・・なんで8六歩じゃないの?

17 3六銀(27)

*「もうあっちは捨てて、攻め続けるしかないかも。」

*・・グスン。角を取られたらどーなるんだろう。

18 9五歩(94)

*『ほれほれ、取ってごらん。角に王手だ。』

*・・キャー、ダンナーのいけずー。

19 8八角(97)

*「そう言えば、進むのがダメなら戻ればいいじゃん。」

*・・ホッ、角が助かった。

20 9六歩(95)

*『そうですか。それなら歩を頂きます。』

*・・えっ、これは「と」になられると困るから取っておいた方がいいのかな。

*  この判断も疲れから来るミスでした。角が効いてたのに・・・。

21 同 香(99)

*「あ、指してから気づいた。向こうに香車も飛車もあるじゃん。」

*・・愕然。

22 同 香(91)

*『ごめんねー、いただくしかないわ。』

*・・バカバカ、私のバカッ。

23 7九金(69)

*「遅ればせながら角を守るぜ。」

*・・本当に遅かった。『歩を打ったほうが良かったんじゃないの?』

*  というダンナーの言葉にハッとする。

24 9七歩打

*『代わりに僕が歩を打つよ。』

*・・ゲゲッ。なんて容赦ない手だっ。

25 8九金(79)

*「歩成りを防ごう。そして角の逃げ道を確保する。」

*・・桂馬が邪魔だー。誰があんなところに桂馬を持って行ったんだっ。

*  自分で自分をなじる。

26 9八歩成(97)

*「きゃー、角を逃がさないとっ。」

*・・しかし金を捨てることになってしまった。何考えてたんだ?

27 7九角(88)

*『へー、逃げるんだ。』

*・・ああ、金くんごめんよっ。( ;∀;)

28 8九と(98)

*「だよねー。取るよね。」

*・・あれ?こうなると角も取られるじゃん。

*  先が見えてなかった。(^_^;)

29 9七歩打

*もう諦めて、2五歩と指して攻めようとしたら、

*ダンナーに注意された。『歩を打っといたほうがいいんじゃないの?』

*そこで、角が生きていることを思い出した。

30 7九と(89)

*『そう言いながら、角はいただくよー。』

*・・なんて奴。歩を打った意味がある?

31 9六歩(97)

*「もう香車をいただくしか手がありません。」

*・・でも敵の陣地にある飛車が不穏だ。

32 9二飛(82)

*『飛車でいただきだっ。』

*・・あーどうしたらいいんだっ。

*  ここでパニックになったのが悪かった。

*  私が打ったのは・・。

33 9五香打

*「香車を取られても、歩があるから・・。」

*・・何を考えていたんでしょうね。

*  疲れから集中力が途切れていたとしか思えない。

34 9四香打

*『と金を取らなくていいの?じゃあ、歩がないから香車。』

*・・ああっ、相手が持っている駒のことを考えてなかった。

*  それになんで香車を歩の前に出したんだ。後ろでも良かったのに。

35 同 香(95)

*「もうしょうがないっ。ただで取られるより取らないと。」

*・・あっ、取らないほうが良かった。歩が効いてたのに。

*  いや、どっちにしても同じか。

36 同 飛(92)

*『では、いただきますー。』

*・・クソッ。ここで9三に香車を打つべきだった。

*  それなのに私は・・。

37 4五銀(36)

*「もう左戦線は諦めて、攻めていって向こうに守る手数を使わせるしかないっ。」

*・・バカだねー。

38 7八と(79)

*『それでは桂馬か銀をいただいちゃうよ。』

*・・ああっ、なんてことだ。Σ(゜д゜lll)ガーン

*  銀は横腹が弱かったのにー。

39 4四香打

*「ほら、香車をお取り。そのうちになんとかならないかな。」

*・・甘いっ、甘すぎるぞ、自分。捨て身がちっとも効いてない。

40 3四歩(33)

*『武士の情けだ。でも角道を開けるかな。』

*・・ここで私は飛び出した歩に目がいってしまった。

*  でも角道が開いたことに遅ればせながら気付く。

*  もう飛車君に出て来てもらうしかないっ。

41 2五歩(26)

*「飛車君、君が頼りだよ。香車と銀を守ってっ。」

*・・角は香車を取りに来る。それを銀で取り返すっ。

42 4四歩(43)

*『違うよ。歩で取るに決まってるじゃん。』

*・・ああっ、歩で取るのぉ?!

43 3四銀(45)

*「もう、歩を取っとくしかないね。」

*・・なんとか飛車と銀で王様を攻められないかなぁ。

44 4五歩(44)

*『じゃあ角道を開けるよ。』

*・・えっ、角が踊り込んでくる。

*  なんとか銀だけでも救えないかな。

45 5八金(49)

*「銀を取られたら金で取り返す。」

*・・あれ?待てよ。捨てたほうが良かったのか?

46 7七と(78)

*『角じゃないよん。と金を使うぜ。』

*・・はぁ?なんで?

47 7九銀(68)

*「銀を逃がそう。」

*・・『あれ?逃げるの?』ダンナーがそう言うのも無理はない。

*  ここでは玉を逃がすべきだった。

48 9六飛(94)

*『じゃあ、竜に成りに行こうかな。』

*・・あー、飛車のことを忘れてたっ。もうダメだっ。

49 2四歩(25)

*「くそー、やぶれかぶれに角を突いてやる。」

*・・こういうのを考えなしの特攻というのかも。やれやれ。

50 同 歩(23)

*『しょうがないなぁ。』

*・・なんか余裕だ。ムカつくる

51 同 飛(28)

*「どうにかして一泡ふかせてやりたい。」

*・・しかし金が邪魔だなぁ。

52 2三歩打

*『一応守っとくか。』

*・・ぐぐっ。そうかー、相手はいっぱい持ち駒を持ってるんだった。

53 2五飛(24)

*「それじゃあ、正面突破に向かおう。」

*・・相手の4五歩が取れるかなあ。

54 9九飛成(96)

*『もう決めようかなー。』

*・・あー、とうとうこの時がきてしまった。

55 4五飛(25)

*「行くぞっ、銀よ。がってんだ飛車さん。」

*・・先に正面突破だっ。

56 4三香打

*『飛車取り。あっ、しまった。ミスした。』

*・・よしっ、捨て身の銀だっ。

57 同 銀成(34)

*「よしっ。これで飛車と香車で王手に持っていきたいっ。」

*・・『しまった。銀で取りに来たかっ。』

*  そーなんです。少しは成長してるんです。

58 7九龍(99)

*『そういうことなら、もう遊ばないぞ。ほれ、王手だ。』

*・・ああー、詰みそうだ。でも一応玉を逃がそう。

59 4八玉(59)

*「あっちには駒がたくさんあるからなぁ。」

*・・もう無理かも。

60 3九銀打

*『ほれ、また王手だ。』

*・・3八玉と逃げても角と金を持ってる。詰みました。

61 投了

まで60手で後手の勝ち

運動会の疲れに加えて、精神的にもボロボロりん。(;´Д`)

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