一朝一夕には
お待たせしましたっ。
さて、3日(火)の夜のことです。
9枚落ちハム君に挑んだ私は、たまに勝ちはしましたが、最初にやった時のような快勝にはならなかったのです。考えたつもりで指してみたら、王様を取られてチーンと終了のゴングがなることもしばしば。
何回目かの試合では、角一枚にコテンパンに負けかけて、次の手を考えて唸っていたら、旦那様が通りがかりに私の局面を見て、「これを動かせばいいじゃないか。」と言うので、言われるがまま、五回ぐらいアドバイスの通りに駒を動かしたら勝てたんです。Σ(゜д゜lll)ガーン
詰将棋が出来ていない。
それはそうですよね。師匠に言われてからまだ一度も詰将棋の訓練をしてないんだもの。
聞いただけ、わかっただけで上手くなったつもりになっていました。
反省した私は、明日には師匠の言っていた詰将棋ハンドブックを買いに行こうと思ったのです。
旦那様(敵)に教えを受けて、ちょっとトーンダウンしていた私のもとへ皆さんからのおめでとうメッセージが続々と舞い込みました。
「もうアドバイスすることは何もない。」
「格段の進歩だっ。」
「私の方が負けるかも。」
・・・みなさん、私をおだててはいけません。(〃艸〃)ムフッ
ブタをおだてるとすぐに木に登っちゃうのです。
これはいけるかもと挑んだ8枚落ちハム君には瞬殺でした。(;´Д`)
角と飛って、組み合わさると半端なく強い。そしてこの二人は自陣を自分の駒に邪魔されることなく自由にスイスイ動けるのです。
こっ、これは対策を立てねばならない。
10月4日(水)
将棋のエッセイを書き始めてわかったことは、ものすごく時間を取られるということです。
なろうのメンテナンスの日は暇でした。それで今までやってないことに挑戦する気になったのですが、なろうが復旧すると途端に忙しくなりました。
今私は、長編の「未来予言書を拾った女の子」を柱に五本の連載を持っています。
「ゆかこさん」は月に二、三回書けばいい。「ちょっといい話」も思いついた時でいいので置いておける。
「本好きエッセイ」は、完結まで後三話。
しかし、銘尾友朗さんの「秋冬温まる話企画」や閣下の「鉄道記念日奉祝企画」にも参加したい。
その中で将棋の鍛錬とエッセイを書くことと「予言書」を書くことをこなそうと思ったら、私のメインの楽しみである読み専とコメント書き専の時間が取れないことに遅ればせながら気づいたのです。(遅いっ)
冷蔵庫がカラだったので買い物にも行かなければなりません。
一日休んだから「予言書」を書いておきたい。登場人物が多いので頻繁に更新しないと、読んでいる人に名前を忘れられる恐れがあるんですよね。
「一手詰めハンドブック」(浦野真彦 著 出版社 日本将棋連盟)も買って来たけれど開く間もなく「予言書」を書き始めました。しかし他の作品が気になって、いつもの半分しか書けませんでした。
こんなジレンマの中・・・もう「本好きエッセイ」を終わらせちゃえっという悪魔の言葉が私をそそのかしたのです。後でよく考えると、別に今やらなくても良かったのですが・・。その時はパニクッてたんでしょうね。こういうところも詰めが甘いというか考えが足りないところです。
そして終盤の盛り上がり用に取っておいた99話「トトロ」の続きだけを終わらせておこうと思って書き始めたら宮崎アニメの数々を書きたくなって終わらなくなってしまいました。
エッセイだと夜に二本は書けるから、「本好きエッセイ」の完結を諦めてカヤさんが待ってくれている「将棋エッセイ」を書こうと思っていたのです。活動報告を追記修整したその時は。(笑)
本好きエッセイの「トトロ」を書き終わって更新したのが夜中の12時過ぎ。お風呂に入って一手詰めをやって、と考えていたら「将棋」の更新を断念せざるを得ませんでした。
更新の予告詐欺をして申し訳ない。<(_ _)>
ヘロヘロになりながらも一手詰めをやりました。やりましたともっ。
守一さんが言っておられたように、私はジャッキー〇ェンなのです。酔拳の修行中なのです。毎日の鍛錬を怠ってはなりません。
じゅ、12問しか出来なかったけどねっ。(笑)
10月5日(木)
朝起きて家事が終わった後、感想の返信が済んで、いつもの「お気に入りユーザーさんのお宅巡り」をするのをグッと我慢して将棋に向き合いました。
一手詰めをもう12問解いたのです。昨夜のと合わせて24問。その内5問があやふやだったり間違えたりしました。その5問を復習した後で、9枚落ちハム君の角攻略法を考えることにしたのです。
〔角攻略法〕
・ 奴は独りっきりの武将だ。角下の駒に獲られることは嫌がるだろう。
・ 奴に狙われた時はパニックにならず、狙われた駒に二重の守りを掛けること
を考える。
・ それは玉を8二の位置に逃がすことよりも優先する。
・ 奴が動くたびに時間をかけて角筋を読む。
・ 奴は余裕を噛ましている時は、5五の位置(盤の真ん中)に来て私の飛車角の
隙間を狙う癖がある。
・ 飛車には銀を角には金のお供をつけて守らせること。
・ 前半に絶対駒損をしないことを目指す。
・ 金銀で攻めて行って、角を王の守りに動かせる。
・ その隙を狙って自陣の大砲である飛車角を動かしていく。
・ 最後は飛先の歩を犠牲にして追い詰める。
・ 後手7六歩が最初の手・・敵の王が移動しているうちに自分の角筋を開ける。
・ 次に6六歩で相手の角筋を止め、銀でこいつを守ってやる。
これだけのことを考えて、ルーズリーフに相手の角が動ける位置を描いていった。
その図を見ると一個とばかしの綺麗なドッと模様になった。
角の頭をつく。
この言葉を胸に、秋野は9枚落ちハム君に挑んだのだった。
すると、勝てたんですよ。前半駒損ゼロの危なげない完全勝利でした。
今までにない快挙です。
手数は64と、初回に勝った42よりかかっていますが、8枚落ちハム君に挑戦するための思考力は格段につきました。
この快挙をもたらしてくれたのは今朝、天界から聞こえて来た将棋仙人のお言葉でした。
☆彡 将棋は急には強くならんぞ。
続けていると集中力と根気がついて来るのじゃ。
☆彡 秋野のエッセイは、将棋を全く知らない人間がわからないなりに
試行錯誤する過程が面白いのじゃ。先を急ぐでない。
考えろ考えるのじゃ・・・・。
師匠っ、ありがとうございました!
秋野はやりましたっ。大人の階段を一段登ったのです。
そして橘高 湶先輩から嬉しい後押しのメッセージをいただきました。
★ 私は10ヵ月前に将棋を始めました。今では平打ちでハム君に勝てます。
・・・おおおっ、心強いお言葉ですっ。
私も日々研鑚を積んでいくと3級になれるかもしれません。
★ 将棋Flash
将棋の遊び部屋
こまお
という、三つの遊園地のことも教えてくれたのです。その上ハム将棋もっ。ふふふ、一日中遊べそうだっ。
でも遊ぶためには、連載数を減らさないとねー。(^_^;)
皆も一緒に「将棋」やってみないか?
やろうぜっ、俺と一緒に Let's begin the shogi game!
こうして秋野は大勢の仲間とパーティを組んだ。
大いなる敵「ダンナー」を打ち負かすために!
今後は不定期更新になります。
ただ、ちゃんと記録は取っておきますのでご心配なく。
鍛錬→エッセイ→鍛錬→エッセイ
と日を開けて書いていきたいと思っています。エッセイが上がってない日は修行をしていると思っていてください。