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娘と孫と

ちょっと先輩気分のババ。

 今回は楽しい将棋です。

今週末、娘が孫を三人連れて泊りに来たのです。ギックリ腰のババは何の手伝いも出来ませんでしたが、娘と四歳の孫に将棋を教えることは出来ました。

秋野が将棋をお・し・え・るですってぇーーーーーっ。

という外野の声は聞こえないこととしますっ。だって二人とも駒の動かし方も知らないんだもーん。


しかし、しばらくしたらこの二人のほうが勘が冴えていて、ババのアドバイスを聞くよりも自分たちだけでやった方が上手くいくことに気付き始めたのですが・・・。


娘の方は、このエッセイをまず読んで、次にネットの「10枚落ちこまおニャンコ」と実践で戦いながら駒の動かし方を試していました。しかしこの子は初動の物覚えに時間がかかるタイプのため、なかなか一度で駒の動きを覚えられないようです。そして性格が母親であるババに似ずに温厚なので、敵の陣地に攻め込んで行けません。飛車角も竜と馬に成っているのに玉を詰ませることが出来ないのです。


側で見ていて焦れた私が口を出して、敵に駒を取られてからは、ババのアドバイスを信用してくれなくなりました。(^^;)

自分が考えたようにやると宣言し、iPhoneにどこかのサイトから初心者用のゲームをダウンロードして、自学自習を始めました。


孫とは雑誌に載っていたマ〇オの動物将棋モドキで対戦し・・・負けました。なんか孫の持っている王様マ〇オが強いんですけど・・。私のク〇パが負け続けてシャクだったので、大人げなく本気を出すと「もうばぁばんとやらない。」と言われてしまいました。

(;´Д`)

焦った私はハム将棋の「トレーニング」のページを出して、「ほら、こぉんな面白そうなゲームがあるよー。」とパソコンを操作してみたい孫の心をくすぐります。敵はみごとに手中に落ちました。それから何度も一人でハムトレーニングをやっていたのです。


このトレーニング、上手くできています。最初は駒を動かす位置から始まって、どこに手持ちの駒を置いたら一番有効か等、一手詰めとはまた違った発見がありました。

そしてここでも私がしたアドバイスの位置がバツで、孫が直感で打ったところがマルだったりして・・・。すっかり信用がなくなりました。・・おかしいなぁ。


「幼稚園児が買う雑誌に将棋の特集があって、付録も付いてるなんてすごいね。」と言うと、「今は藤井聡太四段のお陰で将棋ブームになってるんよ。将棋の塾もあるんだって。」と娘。世の習いごとも変わってきてるんだね。

娘の友達がく〇んの将棋ゲームを買いに行ったら全部売れてしまって店になかったそうです。増産が追い付かないので、次はいつ入って来るかわからないと店の人に言われたので、娘も買いに行くのを諦めたと言ってました。


娘の旦那さんも将棋が強いので、これから子供と一緒に勉強して勝ちたいと言ってました。目の前に高い山があるのはいいことだ。高すぎると挫けるので、ばぁばんが適度な山になるといいけど。

でも私も高みを目指してるからなぁ。8枚落ちの戦い方でも覚えるかな。

・・・10枚落ちと言えないことが辛い。(笑)



 その8枚落ちですが、私は8枚落ちハム君に常時勝てるまでになりましたっ!

あの私を瞬殺していた奴にですっ。へへへん、すごかろう。


10月12日(木)

一手詰めハンドブック300問をコンプリート!

こんなに早く問題集を最後まで解いたのなんて、生まれて初めてですっ。


そして、その勢いのまま8枚落ちハム君に挑戦すると、二回続けて勝てたんです。

68手と86手でした。

前回のダンナーの棋譜から幾つかの定跡を覚えたことが大きいと思います。それからじっくりと考える姿勢が少しは身についてきたのかな。

平手のレベルワンにも居飛車だと常勝できるようになりました。四間飛車をやってみたらぼろ負けしました。もうちょっとやり方を覚えないといけませんね。四間飛車の攻め方がまだよくわかっていません。


ハム君より弱いという「こまお」を橘高先輩も岬林先輩も勧めてくれたので、平手のこまおニャンコに挑戦してみました。

しかしこまおは手加減をし過ぎるのです。こちらがおかしな手を指せば「王様がとられるにゃ。」と優しく注意してくれるし、後半はこっちの駒が続く限り攻めるのを待ってくれます。

たぶん詰将棋をさせてくれようとしている、そんな気がしました。

ただそんな手抜きをしてくれるこまおニャンコにさえ、辛うじて勝つ時もあるのですが・・・。(笑)


こまおで玉を追い込む方法をあみ出しながら、うちのレベルワン君でブラッシュアップして、ハム君の対戦レベルを上げていく。という方法をしばらく取ってみます。


そして長時間座れるようになったので、大きい本屋へ行ってきました。まだ運転は怖かったので、ダンナーが休みになるのを待っていたのです。


詰将棋の棚を見てびっくりしました。

2週間ほど前に私が一手詰めハンドブックを買った時はそこに8冊ほどあった本が、今日は2冊しかなかったのです。でも3手詰めがあって良かったー。最後の一冊でした。

ブームだ。ブームが来ている。


そしてカヤさんの「この手の中を、守りたい」(フロンティアワークス出版)の二巻を買いに行くと、これも最後の一冊だったのです。買おうかどうしようか迷いました。休みの日なので、どなたかが狙っていたかもしれないのです。私はまた増刷されてから買っても良いのですから。でも平積の本が全部なくなるというのも本屋へのアピールになるかなと思って、思い切って買っちゃいました。

ブームが来てますねー。

なろうの作家さんの作品が、それもこのエッセイを楽しんでくださっている読者さんでもある方の本が売れてるのは嬉しいことですー。


そんな週末を過ごした落ちは、ちゃんとありました。

孫が帰って将棋盤に駒を並べてみると、「歩」と「飛車」が一枚ずつ足りないのですっ!

この間買って来たばかりなのにっ。

大人四人で大慌てでゴミ箱からありとあらゆるものの隙間まで探し回りました。


・・・大捜索の結果、やっと出てきました。

飛車はソファの下に、歩はクッションのシワの中にいらっしゃいました。

(;´Д`A ```


犯人は2歳の女の子。最近、細々したものを袋に入れて移動するのが好きなので・・・。

「ばぁばんは、玉入れをしたから腰が痛くなったの?」と可愛い声でババをたじろがせる大人びた二歳児ですが、こういうところはまだまだ信用ならないことをしてくれます。(笑)

もう一人寝返りを打ち始めた女の子も控えていますので、当面、孫たちが来た時にはネット将棋だな。と思ったババでした。


三手詰めは、なかなかクリアーに正解できません。

これから攻略していきます。

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