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PANDORA~NEO~  作者: 倉田明
第1章 『キャッツ盗賊団、シンゴ海賊団』編
7/42

第1巻 第7話 テロリストvsテロリスト

乱丸たちの占拠した飛行機に本物のテロリストが紛れ込んでいた。

一般客01「この人たち銃持ってたのね・・・」

一般客02「怖い・・・」

朝倉利子「あんたら静かにしなさいよ!!」

利子も状況がつかめずにいた。

赤星功太「どうやらこいつらガチなテロリストみてぇだぞ?」

北沢風神「つまり俺達も人質か・・・」

そして、飛行機が揺れ始める。

タケル「うわっ・・・なんだこれ?」

風間乱丸「操縦席はどうなってるんだよ?」

南海光一「おい!大変だぞ!!・・・」

操縦室の様子を見に行った光一は状況を説明した。

風間乱丸「は?全員の動きが停止してる?どういうことだよ?」

南海光一「俺にもよく分かんねぇけど!あいつらの中の時間だけ止まってるみたいに・・・」

L・キー「・・・」

突如、光一の前に謎の男が現れ男は鍵状になった指を光一の胸に突き刺した。

南海光一「!?」

光一は動きが完全に停止した。

北沢風神「死んだのか?寝たのか?いや・・・停止してる!!意味分かんねぇよ!!てめぇ誰だ?」

L・キー「俺の名はL・キー。『Φ』のLグループを取り仕切る男だ。」

風間乱丸「『Φ』・・・聞いたことねぇな!!」

L・キー「神崎昴が死んだ今、我々に時代が向いている。元々あんな若僧にこの世を支配するなど無理だったのだ。それじゃあな・・・」

L・キーはパラシュートで逃げる準備をした。

赤星功太「待てよ!!“ファイア精神スピリット”“大炎弾だいえんだん”」

功太は口から大きな炎の塊を吹いた。

L・キー「“キー身体フィジック”“め”」

L・キーが鍵状に変形させた指先を炎の球に向けると炎はそのままの形状を保ったまま停止した。

赤星功太「は?嘘だろ?」

L・キー「・・・〔ニヤリ〕」

男はパラシュートを用いて飛行機から飛び降りた。

タケル「うわっ・・・このままじゃ飛行機が墜落しちまう。どうすればいいんだよ!?リーダーなんか指示は?」

風間乱丸「飛行機はお前らに任せる。俺はあいつを倒して来よう!!」

乱丸もパラシュートを持ってドアから飛び降りる準備をした。

タケル「お前自分だけ助かるつもりかよ?だったら俺らの分もパラシュート出せ!!」

風間乱丸「悪い!元々2つしか用意されてなかったみたいなんだわ〔笑〕それじゃ!!」

乱丸も飛び降りた。


・とある海の上空


L・キー「仲間見捨てて逃げるとは随分情けねぇリーダーだな〔笑〕お前、俺を甘く見過ぎてる!ある意味まだ飛行機に残った方が命助かる見込みあったかもな!!」

風間乱丸「そんなのやってみねぇと分かんねぇだろ!!」



第1巻 完

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