表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PANDORA~NEO~  作者: 倉田明
第1章 『キャッツ盗賊団、シンゴ海賊団』編
2/42

第1巻 第2話 2年前

テロリストとなった風間乱丸、赤星功太、朝倉利子、タケル、浅利剛、北沢風神、南海光一、沢田慎一は飛行機をジャックし青柳龍馬と青柳遥香を迎えに行くために『火の国』へ向かっていた。


操縦士A「くそっ・・・なんで我々の飛行機によりによってあの悪名高きテロ集団『ROOTS』が乗ってきたんだ!?」

操縦士B「『オリンパス』が折角いなくなったってのに今度はこいつらが・・・」

操縦士A「いや・・・世間は揉み消してるけど『オリンパス』を崩壊させたのは『ROOTS』って噂もあるぜ?」

操縦士B「あぁ、世界最悪のテロリスト集団を崩壊させたのはさらに厄介なテロ集団ってネットに書いてあった。」

沢田慎一「がたがたうるせぇな!!その首斬るぞ?」

慎一は刀を操縦士の首に向けた。

浅利剛「脳天撃ち抜かれたくなかったら黙って従え!!」

剛は操縦士の頭に弓矢を向けた。

北沢風神「お前らは人質だ。騒がなければ殺しはしない。」

赤星功太「ああ、そうだ。俺達の目的は『火の国』に無事到着することにあるからな。」

スチュワーデス「こ・・・怖い。」

スチュワーデスの一人が声を上げた。

風間乱丸「騒ぐな!!」

南海光一「大丈夫だよ。お嬢さんの命は保障するからね。そんなことよりこの後、空港でお茶でも・・・」

光一はナンパを始めた。

朝倉利子「アホ!!何、口説こうとしてるのよ!?仕事しろ!」

利子は光一の頭を殴った。

タケル「ハァ・・・全く!!」

タケルは飛行機の中でPCを操作していた。そもそも、彼らは何故テロリストになったのか?話は2年前に遡る。


・2年前


赤星功太、朝倉利子、タケル、浅利剛、北沢風神、南海光一、沢田慎一、青柳龍馬、青柳遥香「英樹さんが誰かと怪しげな取引をしてた?」

風間乱丸「あぁ、間違いねぇ・・・『全ては計画通り』とかなんとか言ってた。」

赤星功太「要するに俺達はあの人に利用されてたってことか・・・」

朝倉利子「ちょっと待ってどういうことなの一体?」

そのときちょうどニュースで・・・

キャスター01「牢獄の中で殺害されたオリンパスのリーダー総武仁を殺した犯人が防犯カメラの映像により発覚致しました。その名は久野英樹、個人で『ROOTS』というグループを設立しそれを指揮していたリーダーと思われる男です。やりとりの内容からして総武仁は口封じのために殺されたものと思われます。」

キャスター02「彼もまた何か闇の世界と繋がりがあるのでしょうね。」

キャスター01「となると、『ROOTS』のメンバー達も・・・」

キャスター02「んん・・・」

咳払いをして話を止めた。

キャスター01「失礼!!次のニュースです。風間乱丸氏に指名手配の容疑が掛かっています。」

風間乱丸「はぁ!?」

乱丸は意味が分からないと感じていた。。

キャスター01「彼は『俺の献金がほしけりゃくれてやる!!探せ~!!この世の全てをそこに置いてきた。』という名言を残した火の国の元長カンチョクトをその場で殺害、しばらくして『オリンパス』の人質として捕らえられた長の野田佳男を殺害していることが発覚いたしました。」

風間乱丸「どうなってんだよ?」

赤星功太「何かの誤解だろ?」

風間乱丸「ちくしょー・・・政府に揉み消してもらったはずなのにどこからそんな情報漏れたんだよ!?」

赤星功太、朝倉利子、タケル、浅利剛、北沢風神、南海光一、沢田慎一、青柳龍馬、青柳遥香「てめぇ!!」

全員一斉に乱丸に殴りかかった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ