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英雄級冒険者、ギルドマスターになる〜僕の実力は弱いのにギルドのみんなが過大評価している〜  作者: アークマ
ギルド編

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ガイの行動

 オウガと別れたガイは悪魔の森でひたすら魔物を狩っていた。他にやることがないからである。ガイにとっては魔物と悪人を狩ることこそ正義と生きる意味。そんなガイにとってはこれくらいしかすることがなかった。トウズがいない今は。悪魔の森にいるある程度の魔物を狩った後手についた魔物の返り血を見ながらガイは呟く。


「トウズ師匠。あなたは生きているんですか?俺は不安で不安で。誰かといないと気を紛らわせられない。マスターが命令してくれたら何も考えず敵を葬ることを考えるだけで済むのにマスターも今回は自分で考えろって。どうすればいいんだろう」


 ガイは一人悩む。サキナやミィナ、アキカもそれぞれ魔界に行く準備をしているだろう。オウガが行くというんだから。もちろんガイも魔界にはついていく気だ。だがそれを考えろとはどういうことなんだと悩む。悩む必要なんてない。トウズ師匠がいるかもしれないなら助けに行ける。そしてマスターの役にも立てる。これだけ答えが揃っていれば悩む必要なんてないか。


「とりあえず魔界に行くまでひたすらに魔物狩りまくってマスターの足を引っ張らないようもっと強くなってやる!」


 ガイは迷いをふりきり悪魔の森にいる魔物をひたすら狩りつづけた。




 オウガ達がそれぞれ準備をしている頃、ロウ・リターナ率いるギルド パルガイアーはロウの仲間であるサイコの行方をアラタやラーシアとともに探していた。主な調査はフェイスに任せてロウ達は何日もサイコのいきそうな場所を何度も探していた。だがサイコの痕跡をロウ達は見つけられるずにおり、オウガ達が城でフェイスと別れた後、フェイスはロウ達とギルド パルガイアーのギルドマスター室で話をしていた。


「ロウ。こいつを見てくれ」


 フェイスはギルドマスター室にある客人対応のテーブルの上に鉄屑を置く。それをみてアラタとラーシアは過剰に反応する。


「これってこれってもしかして。ラーシア」

「ええ。アラタ。多分そうよ。これは」


 アラタとラーシアが言うとロウはフェイスに聞く。


「フェイス。こいつをどこで拾ったんだい?」

「サイコ少年のこの鉄屑、もとい義手だったものは娯楽エリアで拾ったんだ。細かいものしか集められなかったからさらったやつがバレないようにしたんだろうね」


 フェイスはロウに言うとロウは


「......サイコがどこに連れてかれたか。わかるか?」

「わかってるよ。サイコは魔界にいる。おそらくだけどね」


 フェイスはロウに言うと後ろで聞いていたアラタとラーシアは驚いていた。

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