アキカの選択
オウガとギルドで別れたアキカは一人でマドウ家に戻っていた。
「アキカお嬢様。おかえりなさいませ」
「シルナ。私にそんな気遣いはもういいわぁ。それにこの家にはもうお母様もいないようだからこの家のこと好きにしていいわぁ」
「いえアキカお嬢様。私はお嬢様についていきます。マドウ家はもうなくなりました。この家も私が売っておきますので」
シルナはアキカに言うとアキカは
「いいの?この家を好きにしていいのよぉ。あなたにはその権利があるわぁ」
「私にこの家はみにあまります。あなた様のお父上はこの家をどうするか確認したいところですがまだ意識は戻ってないんですよね?」
「ええん。お父様は今は私の部屋でぐっすり寝ているよぉ」
アキカはシルナに言った後シルナは一旦屋敷の部屋に入り、数分後にシルナが荷物を持って出てきた。
「あらシルナ。その荷物」
「はい。私は決めました。今日この屋敷を売り、アキカお嬢様の家に住まわせていただきます」
「そ、そう。まぁ、わかったわ。じゃ必要なものとりにいきましょうか」
アキカは屋敷の中のある部屋に向かう。
「お嬢様。まさかマドウ家のアレを持っていくおつもりですか?」
「そうよぉ。あんなもの眠らせておくなんてお祖父様は馬鹿なことしかしないわねぇ本当にぃ」
屋敷のある部屋はマドウ家当主しか入れなかった部屋。今は当主は死んだため気にせず入ることもできる。
「マドウ家の力であるこれさえあれば大丈夫ねぇ」
「これはアスタ様は諸刃の剣とも言っていたもの。アスタ様は恐れるだけでしたがアキカお嬢様なら上手く扱えると私は思っています」
「ありがとうシルナ。それじゃ私達は行きましょう。マドウ家という貴族だったものは今日で完全になくなる。これからは自由に行きましょう」
アキカはシルナに言うとシルナは笑顔でアキカについていく。アキカは家に帰ると父にマドウ家のことを話し、アキカの父もこれからサトリを名乗ることにした。
「お父様。無理はしなくていいですよ。私の話を聞いてるだけでいいですからぁ」
「すまない、な。アキカ。まだ体力も回復、してなくてな。このデシロ。情けないことこの上ない」
デシロ・マドウ。あたらめデシロ・サトリはアキカに言う。
「本当なら私もアキカについていきたいがこの様ではだめだ。だから留守番していることにするよ。シルナ。アキカのこと任せてもいいかな?」
デシロはアキカの家にいるシルナに言うとシルナは首を縦にふる。
「このシルナ。全力でアキカお嬢様を支えさせていただきます」




