サキナとの出会い 2
「えー!S級冒険者なんですか!すごいね!」
「それはどうも。でもあなたは英雄級じゃありませんか」
オウガは驚いた後に頭をかきながら気まずそうな顔をする。
「は、はは。分布相応なのはわかってます。僕はC級クエストくらいがちょうどいいんです」
オウガはサキナに言うがサキナはバカにされているのか?と思い、ゴブリンをある程度討伐した後帰ろうとすると帰ろうとする方向からゴブリンのボス的なやつが現れる。
「な!なんでゴブリンロードがC級クエストに!?ロードの討伐はA級、最低でもB級のA級に近いやつじゃないと倒せないのに!」
サキナは腰の剣を抜くとゴブリンロードに斬りかかるがゴブリンロードはサキナの剣をはじく。
「なっ、」
サキナは剣をはじかれたあとゴブリンロードに腹部を殴られ地面を転がる。
「っ!がっ」
「だ、大丈夫ですか!」
オウガはサキナに近づくとゴブリンロードはオウガに殴りかかる。
「あ、危ない!」
「え?」
S級冒険者であるサキナがゴブリンロードをなめていたせいで他の人に迷惑をかけるなんて
「な、なんで僕を狙って」
オウガはとりあえず持っていた武器を投げるとゴブリンロードの腹部に穴が空き、ゴブリンロードは地面に倒れる。
「あ、あれ?」
「オ、オウガ。いえオウガ様。あなたはすごい人だったんですね」
「い、いやそんなことは」
サキナは腹部を抑えながら立つとゴブリンロードに刺さり、腹部に穴をあけた剣を地面から拾う。
「これはゴブリンスレイヤー。ゴブリン狩りに特化した剣でゴブリンなら誰でも倒せる剣ですね。C級冒険者でもこの剣を持つ人はいませんよ」
「え、なんで?でも確かに売れ残りだからって武器屋の人がこれただでくれたな」
オウガはサキナに言うとサキナは
「ゴブリンスレイヤーはゴブリンを完全に討伐できる代わりにゴブリンを引き寄せるんですよ」
「え、それは聞いてなかったな。武器屋の人がゴブリン狩りに行くなら使えるよってくれた武器だし」
オウガはサキナに渡された剣を握った後、サキナはオウガの前にかしずく。
「え、や、やめてよ!S級冒険者が僕の前で」
「いえオウガ様!私はあなたを疑っていました!英雄級にはそう簡単になれるものではない。インチキをしたんだと」
オウガはサキナに言われた後、ビクッと震える。サキナの言葉はあながち間違っていない。インチキをしたわけではないが英雄級にはインチキ的なやつでなったからだ。
「ですがゴブリンロードをあのように簡単に倒すなど私にはできません!それに私は準備を怠りC級クエストだからとなめていました。あなたがいなければ私は死んでいたかもしれません。ですからこのサキナ。これからはあなたに仕えます」
「......は、はぁ」




