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英雄級冒険者、ギルドマスターになる〜僕の実力は弱いのにギルドのみんなが過大評価している〜  作者: アークマ
ギルド編

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アスタ・マドウ

「悪いけど時間を稼がせてもらうぜよ!」

「私に対してそんな口聞くとか弱いのにウザすぎぃ。ミィナちゃん」

「わかったの。アキカお姉ちゃん」


 ミィナは杖をかまえ、無詠唱でバルズルンに向かって魔法を放つ。


「えい!」

「!?」


 バルズルンは慌てて避け、避けた場所を見る。そこは地面が一瞬でくろこげになっていた。


「避けないでほしいの。痛いのは一瞬だけなの」

「確かに今の魔法くらったら一瞬どころか死んだこともわからなくなりそうぜよ!」


 バルズルンはアキカからミィナに攻撃対象をかえ、ミィナに接近戦で戦う。


「魔法使いなら接近戦は苦手のはずぜよ」

「うーん。別に魔法は一瞬でつかえるから」


 ミィナはバルズルンに向けて手を前に出すとバルズルンの片腕、注射器のようなものがついている腕が地面に落ちていた。


「が!い、いつの間に!」

「正直ミィナはお前に接近されようがどうだろうが簡単に体をバラバラにできるからお前の好きに挑んでくればいいと思うの。死ぬのは決して変わらないの」


 ミィナはバルズルンに言うとバルズルンは背中の注射器で攻撃する。


「そんなものミィナには当たらないの」

「ふ、ふふ。俺様は時間稼ぎぜよ。はなから勝つつもりなんかないぜよ」

「でも死んじゃうの」


 ミィナは手を前にだすとその間にわってはいる一人の若い男がいた。


「よくやったバルズルン殿。このアスタ。全盛期の魔力、そして若さを取り戻しましたぞ!」


 アキカはアスタの姿を見るとアスタの白かった髪が黒くなり、髭もなくなり松葉杖なしで歩ける筋肉のすごい青年ぐらいに変わっていた。


「はっはっは!わしがこれだけ若返ればもうマドウ家には興味はない。わしが最強であればそれでいい。落ちこぼれ、いやアキカ。今ならマドウの名を名乗ってもかまわんぞ。もはやわしには関係のないものだからな」


 アスタはアキカに言うとアキカは鉄扇をアスタに向ける。


「お祖父様。あなたはここで私がとめるわぁ」

「ふん。おいぼれの姿ならいざ知らず今のわしならばお前などにおくれはとらぬ」


 アスタは手を前にだすとアキカの前に急に火の玉が現れた。


「ふん!」

「これを受けるか。ふむ。落ちこぼれ発言は改めよう。そして」


 アスタが指をパチンっと鳴らすとアキカとミィナはマドウ家の屋敷から別の空間に転移する。


「全盛期のわしならこんなこともできる。あの賢者、ロード・ディスナイにわしはひけをとらんのだ」


 アスタはまた指をパチンと鳴らすとアスタの背後に火の玉が現れた。

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