アラン第一王子 3
「あま、り、ぼく、さまを、なめる、な!こんな、すがたに、なろうと、おまえら、ぼうけん、しゃふぜ、いに」
「お前こそ私らをなめるな。私らはそこいらの冒険者と違うしオウガ様はもっと違う。そんなへんな姿にならないと勝てないようじゃお前はもう負けてる」
サキナは顔の方を黒剣で細切れにし、ガイは体のほうを殴りまくり、アラン第一王子の体は地面に倒れピクピクとしか動かなくなる。
しばらくすると細切れになった顔は灰のようなものになり体の方も灰になった。
第一王子を仕方なくとはいえやってしまった。ジガン第二王子にどう説明しようか。
「アランのことなら気にするな。やつは魔族と手を組んでいた。それだけでやつは王族でも重罪だ」
オウガ達がアラン第一王子を倒したあたりでちょうど王の間にディスナイ王が来た。
「ディスナイ王。なぜここに?」
「もうそろそろ終わった頃だと思うてな。何度も言うがアランが死んだことは気にするな」
ディスナイ王が言った後、散らかった王の間の椅子だけをたてる。
「オウガよ。もう一つ頼んでもよいか?」
「な、なんでしょうディスナイ王」
オウガはディスナイ王に聞くとディスナイ王は
「実はアランの他にも魔族と繋がっている貴族がいてな。マドウ家というんだがそちらの方にも行ってもらえぬか?ジガンの方をそちらに向かわせた」
「え、ジガン第二王子を先に向かわせたんですか?」
「ああ。後第二王子と呼ばずジガンと呼んでやるがいい。私が許す」
いや本人が許さないとダメでしょ。マドウ家か。聞いたことないなぁ。
「マドウ家は貴族としては位は高い方だった。昔はな。今は見る影もないがな」
ディスナイ王はオウガに一枚の紙を渡す。これは地図?
「この場所にマドウ家がある。そこに向かってジガンと合流するんだ。わかったな?」
ディスナイ王はオウガ達に言った後サキナが
「ディスナイ王。私はお前の命令には従わない。私はオウガ様の指示に従う」
「俺もマスターの言葉で動く。王の命令では動かない」
ふ、二人とも王様になんてこと言うんだ。焦るじゃないか!
「デ、ディスナイ王。至急マドウ家に向かいますからどうか二人のご無礼は」
「気にしておらぬ。むしろ王だからとペコペコする奴らよりは信用できる。だからはやくいけ」
ディスナイ王はオウガ達に言うとオウガ達は急いで城からでてディスナイ王にもらった地図の場所、マドウ家に向かった。
マドウ家って聞いたことないけど昔そんなすごい貴族だったのか。そんな奴らが一体何をしようと?




