サキナとの出会い
オウガはサキナに聞かれたことに対し、倒れている死体に指をさすと
「ま、まさかオウガ様が?」
「え、あ、うん。たまたま」
オウガが喋っている途中でサキナはオウガに近づき
「流石はオウガ様!この魔物がここにくることがわかっていたんですね!」
「い、いやちょっと待って。話を」
オウガはサキナに話そうとするがサキナは喜びながら
「オウガ様はやはりすごい。最強種のドラゴンを簡単に討伐しただけでなくこんな強い魔族まで倒すとは」
「いやたまたまだか、ん?今なんて?魔族って言った?」
「はい。こいつは魔物より上位の存在、魔族ですよ」
オウガはサキナの言葉に驚く。魔族といえばS級冒険者二人係でやっと倒せる。そんな感じのやつらだ。魔物との実力差はかなりある。魔物から進化したもの。それが魔族。目の前で死んでいる狼男も狼系の魔物から進化して狼男になったんだろう。魔族に関してはまだまだ情報が少なく魔族のことに関しては人間側では調べている最中だ。
「私でもてこずったあの狼男、マクウをこうも簡単に討伐するなんてやはりオウガ様はすごい」
「あ、あはは。あは、は」
オウガは苦笑いしかでなくサキナの尊敬のねんを苦笑いでうけとめた。
オウガ達はマクウの死体を背負いながら歩いているとサキナは
「オウガ様はいつ見てもやはり英雄級の冒険者ですよね。S級冒険者になりたての頃自惚れていた自分が恥ずかしいです」
か
オウガはサキナの言葉を聞いて耳がいたかった。オウガは英雄級なんて実力じゃない。みんなが持ち上げすぎているだけだ。
「そ、そんなことはないさ。サキナもS級冒険者で英雄級に近いっていわれてるじゃないか」
「私などオウガ様に比べれば全然です。でもこうしていると初めて依頼を共にした日を思い出しますね」
サキナはオウガを見ながら言うとオウガもサキナと会った日のことを思い出していた。
オウガとサキナが出会った依頼はC級の依頼。この時すでにオウガは英雄級冒険者になっていたがC級の依頼を受けていた。サキナはドラゴンをオウガが倒した時遠目から倒されるところを見ただけでちゃんと一緒に依頼を受けたのは初めてだった。近くでオウガの実力を見るために依頼に同行したがC級ではどうしようもなかった。出てくる魔物が弱すぎて。依頼の内容は洞窟に潜むゴブリンの退治でそんな難しい依頼ではなかった。
「ゴブリン討伐なんて気楽でいいなー。ドラゴンとかは出てこないだろうしさ」
オウガは気分良く歩いているのを見てサキナは本当にあの男がドラゴンを?と疑っていた。
「あの。オウガさん?」
「ん?君は誰かな」
オウガはサキナに聞くとサキナは自分のことを軽く紹介した。




