黒剣
「私の剣よ。今こそ真の姿へと変われ」
サキナは剣に向かって言うと剣の刃の色が黒色に変化する。
「なんだその剣は。刃が黒色の剣なんて見たことないぞ」
「だろうね。これは私のオリジナルだから」
サキナはマクウに斬りかかるとマクウは正面からサキナの黒剣を受けると肩から身体までばっさり斬られた。
「ば、ばかな。私の皮膚は今、人間達でいうダイヤモンド、並みに硬い、のに」
「私の黒剣に斬れないものはない。唯一斬れないとすれば実体のないもの。幽霊とかよ」
「受けるんじゃ、なかったぜ。ついつい、攻撃を受けた後、私のこの体の硬さに絶望させた後に殺すのが好きだったから受けてしまった」
マクウは吐血しながら言うとサキナはマクウにとどめをさしにかかる。
「せぇぇぇい!」
「くうっ!」
マクウは地面を転がり、サキナの攻撃を避けたが先ほどのサキナの一撃がかなり効いており起き上がる時にまた大量に血を吐いていた。
「これは、やばいな。今回ばかりは、にげない、とな」
「逃すわけないでしょ」
サキナはマクウにまた斬りかかるがマクウは一瞬でサキナの前から消える。
「はぁはぁ。私は、こんなとこで死ぬわけには、いかないのよ。魔王様、に仕える為にも」
マクウはサキナから逃げ、悪魔の森の入り口に向かう。
マクウがサキナから逃げた頃、オウガはちょうど悪魔の森の入り口付近にいた。
「主人も優しいなぁ。依頼はサキナが受けたのに」
「んー。まぁね」
オウガは自分に対して頼まれた依頼をサキナに任せたことに少し罪悪感があった。依頼を受けたところでどうにかできるもんでもないけど。でも一応備えとしてはいい感じの武器を
オウガは自分が装備していた剣を抜くとそこに悪魔の森から出てきた狼の魔物が飛び出してきてオウガのぬいた剣が狼男の腹部に刺さる。
「……は?」
「え?」
刺された本人も驚いていたし、刺したオウガ自身も驚いていた。オウガはただ剣をぬいただけなのにそこに狼男がきたからだ。
「な、なんで。わ、私の体はダイヤモンドよりも、硬い、のに」
「ダイヤモンドより硬い?ダメだねそれじゃ。この武器は特徴品でどんなものでも斬れるし、突けるんだよ」
オウガは自分のことに対してはあまり自信はないが武器に関しては自信をかなり持っていた。もともと武器を集めるのは好きだからだ。
「こんな、こと、で、この私、が。魔王、様。申し訳、ありません」
オウガは名前も知らない狼男がぐったりと動かなくなると地面にその体を置いた。ちょうどその時、サキナが現れオウガの姿を見た瞬間
「オウガ様!なぜここに?」




