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英雄級冒険者、ギルドマスターになる〜僕の実力は弱いのにギルドのみんなが過大評価している〜  作者: アークマ
ギルド編

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ロウ・リターナ 4

 ロウはスーツェに突っ込むとそこにはもはやスーツェはおらず、ロウの背後にスーツェがいた。


「遅い。遅いぞ人間。俺様のスピードにはついてこれんか?」

「まだはじまったばっかだしお前ごとき簡単に倒せるんだよ。早いだけのザコ魔族」

「この俺様を早いだけのザコ魔族だと?あまりなめるなよ。人間ごときが!」


 スーツェはロウのまわりを高速で移動しながら攻撃しようとしたがロウを攻撃しようとした瞬間に出てきた足をロウが掴む。


「なっ!」

「お前のスピードなんて遅すぎて簡単に掴める。まずは片足」


 ロウはスーツェの掴んだ片足をそのまま握り潰す。


「ぐぉ!俺様の、俺様の足が」

「片足やられたくらいで何をわめいてる。それで?疾風のスーツェだっけ?めちゃくちゃ笑えるな。この程度で疾風なんてな」


 スーツェは片足で立つと片足で先ほどのようにロウのまわりを高速で移動する。


「片足だけでもこれくらいできるんだよ。俺様をなめ」


 スーツェがロウに近づいた一瞬、ロウはスーツェの顔面を掴み地面に叩きつける。


「あ、悪りぃ。面倒だったから地面に叩きつけたわ」

「あ、あが、が」


 スーツェは白い目で体は細かくけいれんしていた。


「さて、一人は片付けたしお前はどうする?」

「ふっふっふ。私はただの導きの魔族。戦うなどもとよりできません。ですから逃げさせていただきます。スーツェさんはどうぞ。にるなりやくなり好きにしてください」


 アケアスはオウガ達に言った後、アケアスの背後に急に丸い円の空間的なものが現れた。


「アケアスくん帰りますよ。魔王様がお待ちです」

「はいよ。それじゃスーツェさん。さようなら」

「お、のれ。アケ、アス」


 けいれんしながらも手を伸ばすスーツェだが空間のようなもの中から聞こえた声と同時にアケアスは空間の中に消えた。


「見捨てられた魔族くん。どうやって殺されたい?」

「......好きにすればいい。俺様は見限られた。もはや生きる意味もない」

「魔族からすればそうかもしれんが俺たちからすればお前には生きる意味がある。お前には知ってること全部はいてもらう」


 ロウがスーツェに言うとスーツェは薄ら笑いをうかべながら


「かまわねぇ。どうせお前ら人間じゃあのお方には敵わない。七体の大罪魔族の一人、嫉妬のメイス様にはな!」


 七体の大罪魔族?そんな奴らが、いやこの前暴食って名乗ってた魔族もいた気が。

 オウガはスーツェの話を聞いているとロウがオウガに


「オウガ。お前は七体の大罪魔族って知ってたか?」

「一応はね。前に暴食と戦ったことがあるから」

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