模擬戦
オウガはサキナに言うとサキナは少し考えた後首を縦にふり
「わかりました。ならばこうしましょう。パルガイアーの精鋭と私達レジェンドブレイズの精鋭。それで模擬戦をするのはどうでしょうか?」
模擬戦?何でそんなことをする必要が?
「私は本当ならレジェンドブレイズだけでもいいと思うんです。魔族を殲滅するにしても。ただオウガ様がパルガイアーと組むとそうおっしゃるなら私達は彼らが組むに値するか実力をみたいのです」
サキナはもっともらしいこと言うけどほんとは組みたくないからボコってこの話をなかったことにしたいだけだろう。でもなー。アキカもミィナちゃんも似たようなこといいそうだしなぁ。
「いいじゃないか。やろうよ模擬戦」
オウガとサキナが話しているところにいつの間にかいたロウが言う。どこから話を聞いていたんだ?
「ロウ。いつの間に?」
「いやカイナちゃんが見送りぐらいしろってうるさくてな。で模擬戦についてはまかせろ。明日段取りして俺が迎えに行くから」
ロウはそれだけ言うとギルドに戻っていく。
模擬戦か。僕も参加しろとか言われたらどうしよ。
「相手も承諾してくれたということでギルドに戻りましょう。アキカやミィナちゃんにも伝えないと」
サキナはそれだけ言うと気分が良さそうに歩き、オウガは呆れながらサキナの後に歩き、ジガン第二王子は普通に二人の後について行った。
オウガがギルド パルガイアーを出る頃、ディスナイ城ではアラン第一王子が王座の席に座ってご満悦だった。
「ふふ!やはりこの椅子はこの僕様にこそふさわしい!あんな外面のいいジガンなんかにはもったいない」
アラン第一王子が興奮ぎみに言っているとアラン第一王子の前に一人の魔族が現れた。魔族の見ためは背中に小さな羽が生えており肩から鋭利な角が生えていた。
「アラン殿。楽しそうなところ悪いがこの王都の人間を我々が殺してもさらってもいいのだな?」
「僕様が選別した人間以外はかまわないよ。特に冒険者とかいう野蛮な奴らはさらっていいから。僕様が許す!この王国、王都には貴族以外いらないのだ。あとはいるのは忠実に従う奴隷のみ!」
アラン第一王子が言うと背中に小さな羽が生えている魔族は
「ではこの嫉妬のメイス。あなたが選別した人間以外は殺すかさらうかさせてもらおう」
「ああ。お互いの利益の為に頑張ろうじゃないか。なぁ?メイス」
「そうでございますねアラン殿。お互いの利益の為に頑張りましょう」
アラン第一王子に喋りながらメイスは鼻で笑っていた。




