フェイス
ロウがオウガとカイナに言った後、まだ近くにいたフェイスが
「それじゃ私も仕事をしてくる。王家について調べればいいんだろ?オウガ少年」
「は、はい。なんで僕が王家について調べていると?」
「それは私が情報屋だからな。少年が調べているものくらいわかるさ。それに第二王子にもご贔屓にしてもらっているからね」
フェイスがオウガに言ったあと、ロウは
「フェイス。あまり無茶をするなよ。王家は今からなりきな臭いらしいしな。お前のえた情報、第一王子が魔族と繋がっているが本当ならマジに危険だ」
「大丈夫さロウ。本当に危険だと思ったらひくからさ」
フェイスはそれだけ言うとパルガイアーから出ていき、オウガもフェイスがパルガイアーから出たあと数分後にパルガイアーから出る。
「オウガ様。お待ちください!」
オウガが出たあとカイナがオウガをひきとめる。
「どうしたの?何か伝え忘れたことでもあるの?」
「はい。ロウさんのおかげでギルドはしばらく大丈夫だと思います。ですからオウガ様はオウガ様のなすべきことをして下さい。あなたは英雄級冒険者なんですから」
なすべきこととか言われてもなぁ。僕そんな強くないし、とりあえずは第二王子の件とトウズのことをギルドで話そうかな。
オウガはカイナと話したあと、自分のギルド、レジェンドブレイズに戻るとそこには来客がいた。
「久しぶりだな。オウガさん」
レジェンドブレイズの前にいるローブを被った男はオウガの前で頭にかぶっていたフードをとる。
「ジ、ジガン第二王子!」
「大きな声はやめてくれ。とりあえず中に入れてくれないかな?」
ジガン第二王子はオウガに言うとオウガは急いでギルドの中に入れた。
「オウガ様、おかえりなさ......その人は」
サキナが出迎えるとオウガの後ろにいた人を見て剣を抜こうとする。
「待て、待つんだサキナ。第二王子だぞ?」
「ジガン第二王子ですか。ならまだ大丈夫ですか」
サキナは剣に手を当てるのをやめたあとジガン第二王子は
「はっは。やはり君がいてくれてよかったよ。私一人では彼女に殺されていたかもしれん」
「そんなことしませんよ。しても半殺しです」
半殺しにはするんかいと思ったオウガだがあえて言わずに黙っておく。
「それで?第二王子が何のようですか?」
「うむ。実はな。兄上が動きだしたんだよ。私は命を狙われてな。兵たちに助けてもらいここまで何とか逃げてきた」
第一王子が動きだした?ならフェイスが危なくないか?
「ジガン第二王子。フェイスっていう情報屋に会わなかったか?」




