ロウという男 2
「少年。私に名前などないんだ。私は情報屋だから常に命を狙われやすい。ロウは私の護衛としてちょうどいいんだ」
「俺は護衛なんてむいてないさ。俺はお前ら、仲間に声をかけただけさ。ギルドをもりたてようってな」
ロウが言った後、情報屋フェイスの後から男二人と女が一人出てきた。男は一人は背中に大剣を背負い、右腕が義手の男。もう一人は片足が義手で腰には銃を二つ装備していた。
「紹介しよう。俺のダチのサイコとアラタだ。サイコは右腕が義手の男、アラタは片足が義手の男だ」
ロウはまず二人の男をオウガに紹介し、片腕が義手の男、サイコがまずオウガに話しかける。
「君が英雄級冒険者のオウガさんか。よろしく頼む。今ロウの大将に紹介されたサイコ・ラハルトだ」
「よ、よろしく。トウズがいない間パルガイアーを頼むよ」
オウガはサイコに言った後サイコはなぜか軽く笑い
「残念ながら私も冒険者なんて肩書き好きじゃないんだ。だがロウの大将は尊敬しているからな」
こいつパルガイアーに入れても大丈夫なのか?
オウガは少し心配していたがロウは
「サイコなら大丈夫。あんなこといいながらなんだかんだいいやつだからな。ただ、アラタの方は」
ロウがオウガに言った後、アラタが二人に近づき
「ロウの旦那。俺はロウの旦那が言うことしか仕事はしねぇ。冒険者なんてクソみたいな仕事したくねぇからな」
アラタが二人に言うとアラタはゆっくりギルドマスター室に戻る。
「悪いな。俺が呼んだ時はけっこう気分が良さそうだったがパルガイアーってギルドに入ってくれって言ってからあいつはあんな感じでな。昔冒険者に色々されたらしくてかなり恨んでいるんだ。俺の言うことだからまだ聞いてくれるだけなんだ。ただ実力の方はあるから安心してくれ」
ロウはオウガに言った後、カイナの方を向くとカイナは
「問題児かもしれませんけどトウズさんが帰ってくるまでにギルドがなくなるのは避けたいですからあんな方でも受け入れますよ」
カイナが言った後、ロウが連れてきた最後の一人、緑のロングヘアーの髪の子が
「ロウ様の言うことは正しいんですから大人しく従っておきなさい受付嬢。ロウ様は最強なんですから」
「ラーシア。あまりそういうこと言っちゃいけない」
緑髪のロングヘアーの子、ラーシアと呼ばれている子にロウは言う。
この人はロウが好きなのか?なんだかサキナとアキカと似ているものを感じる。
「すまない。このラーシアって子もちゃんと戦えるから安心してくれ」




