ロウという男
次の日の朝、オウガの自宅に自宅には来ない来客があった。
「オウガ様!あけてください!パルガイアーの受付嬢のカイナです!」
なんか慌ただしいけど何かあったのか?
オウガは急いである程度の身なりを整えると家のドアをあけるとカイナが息をきらしながら待っていた。
「オ、オウガ様。至急パルガイアーにきてほしいんです。ロウさんが来てくれたんですがロウさんが」
「ロウが?どうしたの?」
オウガはカイナに聞いた後、カイナは一呼吸ついた後
「かなり優秀な人を何人かと冒険者になりたかった人を多く連れてきてくれたんです。それで今パルガイアーはかなり慌ただしくしておりまして」
だからカイナは息をきらしていたのかと思った後、オウガはカイナとパルガイアーに向かう。パルガイアーに着くとパルガイアーの中はいつも以上に慌ただしかった。ギルドの受付嬢は依頼の説明?やらなんやらをしており冒険者は依頼を受け付ける列にならんでいた。
「これは」
「見たらわかりますがこれが、その、ロウさんの手腕というか」
カイナは指で頬を軽くかきながら言うとギルドマスターの部屋から顔が男らしく、上には黒のTシャツ、下は緑色とか長ズボン、腕にブレスレットをつけた昨日娯楽施設の多い場所で会った時と全然違う姿のロウがいた。
「よう。昨日ぶりだな。えーと名前は確かオウガだったか?」
「英雄級冒険者の方なんですからオウガ様と呼んでください。ロウさん、いやサブギルドマスター」
カイナはロウに言うとロウは頭をかきながら
「あー。わりぃが俺はサブでもギルドマスター呼ばわりされんの嫌だからロウさんでいいぜ。いつも通り」
「そうはいきませんよ。形式上はちゃんとしませんと」
カイナは強くロウに言っている時、ロウの後からギルドマスター室から出てくる一人の男がいた。男の見ためは白髪が印象的で右頬に十字の傷があった。
あれ?この人どこかで見たことあるような。そう思うのは何でだ?
「昨日ぶりだな。少年」
「昨日ぶり?昨日会いましたか?」
白髪の男はオウガに言った後白髪の男は顔を指で触ると白髪の男の顔が変わる。
「この顔ならわかるかな?」
「あ、あんた昨日の!」
オウガは白髪の男を見て言うとロウが
「なんだお前ら知り合いだったのか?」
「知り合いだったのかって、ロウがこいつに情報を渡せって言ったんだろ?」
「そうだったそうだった。紹介するぜ。こいつはフェイス。別の名で呼ぶと情報屋だ」
情報屋!?このおじさんが?
「こいつは戦闘能力はあんまりないがその代わりに変わった魔法を使えるんだ。それがこいつの名前、フェイスの由来だ」




