サブのギルドマスター
サブのギルドマスター。ギルドにはギルドマスター、そしてギルドマスターに何かあった場合、そのギルドマスターのかわりをするのがサブのギルドマスターである。ただサブのギルドマスターを選ぶのはそのギルドによる。
「パルガイアーにはサブのギルドマスターがいたんだ」
「まぁうちはこれでもでかいギルドですから。ただそのサブのギルドマスターなんですが能力としては申し分ないんですけど性格がかなり酷すぎまして」
受付嬢はため息をつきながら言うとオウガは
「性格がかなり酷いって?」
「えーと。多分迎えに行けばわかります。いる場所はわかっているので」
受付嬢はオウガに言うとオウガは疑問に思う。今いないとかならわかると言いたいけどトウズってギルドマスターがいないなら普通はギルドにいるもんじゃないのか?
オウガと受付嬢はパルガイアーのギルドから出ると王都のある場所、娯楽の多いところに向かう。
「この娯楽の多い場所に大体いるんですけど......。あ、いました」
受付嬢が指をさした場所には机の上に飲んだくれているおっさんみたいな男がいた。見た目的には若く見えるんだが。
「起きてください。ロウさん」
受付嬢は体を揺らすと飲んだくれていた男は目を開け
「ん、んぁ?この声は、カイナちゃん?」
「そうですよ。パルガイアーの受付嬢のカイナです。だから早く起きてください。前にギルドに顔だしてくださいって声かけたのになんでまたこんなとこにいるんですか」
「うるへー。冒険者なんてやってられっかい。トウズには借りがあるからまだ籍はおいてるけどよ。俺ぁ戻る気は」
ロウと呼ばれた漢はオウガを見るとカイナに
「誰だこいつは。カイナちゃんの彼氏か?」
「違いますよ。この方はオウガ・サイト様です。英雄級冒険者ですよ」
ロウはゆっくり立ち上がるとオウガの姿をじーっと見る。
「こんなやつが英雄級冒険者だぁ?嘘はいけないぜカイナちゃん」
ロウはオウガを見ながらカイナに言う。オウガもとうとうまともな人が来たか、と思ったが
「ロウさん。昼間っから飲んでるから頭まわってるんじゃないですか?」
「失礼な!俺は酔って......うぃ」
ロウはまた机の上に頭を置いたかと思うとすぐに寝た。やっぱ酔ってたから逆にまともなこと言えたのか?
「こんな感じなんです。ただ能力的には確かです。丸腰でも彼は、ロウさんは強いですよ」
カイナとオウガが喋っている時にロウの近くに一人の男が近づいてきた。




