ギルド パルガイアーのマスター
パルガイアーの受付嬢はオウガのギルドに依頼を頼んだ後、すぐに自分のギルドに戻りギルドマスター室による。
「ギルドマスター!いらっしゃいますか!ギルドマスター!」
「うるさいなぁ。いるよ。入ってくればいいよ」
ギルドマスター室にギルドマスターがいることを確認した後、扉をあけ受付嬢はギルドマスター室にはいる。
「それで?なんのよう?」
「いえ。ギルドマスターの言う通りオウガ様のいるギルドに依頼を頼んできたんですけど」
「あー。頼んでたね。それで?オウガは引き受けてくれた?」
「はい。かわりにサキナ様がいかれました」
「そうかそうか。うけてくれたか。ん?今なんと?」
「依頼を受けてくれたと報告しましたが」
「違う。誰が受けたかってところだ。サキナって言ったのか?」
受付嬢は「はい」とこたえるとギルドマスターは頭をかく。
「サキナが受けたのかー。でもあいつ幽霊の類はダメだった気がするんだが」
「え、知らなかったです。いきまいてうけるとおっしゃっていたので」
「まぁあいつはオウガのことが大好きだし尊敬もしてるだろうからな。いいところを見せたいんだろう」
ギルドマスターは受付嬢に言うと受付嬢はすこし苦笑いしていた。
サキナが受けたゴースト討伐の依頼はサキナの弟子である縦半分が金髪でもう片側が銀髪の男、ブレイ・ブレンも参加していた。ブレイの冒険者ランクはB級。サキナは基本弟子はとらないがオウガに言われて適当にまぁまぁな剣士、ブレイを弟子にした。
「お師匠!今日の依頼よろしくお願いするっす!」
「そうね。任せなさい。そしてあなたはオウガ様に報告しなさい。私は勇敢に戦っていたと」
「もちろんっすよ!お師匠様の勇姿は目に焼きつけてオウガ様に報告するっす!」
サキナとブレイは悪魔の森につくと依頼のゴーストを探す。
「受付嬢に聞いた話だとゴーストの特徴……」
「どうしたっすかお師匠。急に固まって」
「……ブレイよ。ゴーストって幽霊みたいな魔物だったよね?」
「あっはっは。何言ってるんすかお師匠。その幽霊のゴーストしかいないっすよ」
ブレイが笑いながらいうとサキナはブレイの頭を掴み
「ねぇねぇバカ弟子。私何かおかしいこと言ったかしら?」
「い、いや幽霊って聞いてきたのでお師匠それくらい知ってると思うのにビビりながら聞いてきたので」
ブレイは正直に言うとサキナはブレイの首に剣を向ける。
「死にたいのかしら?後私は幽霊が苦手とかじゃないわ。ただきれないってだけよ」




