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英雄級冒険者、ギルドマスターになる〜僕の実力は弱いのにギルドのみんなが過大評価している〜  作者: アークマ
ギルド編

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暗躍

 オウガとジガン第二王子が話している間、ディスナイ王国よりはるかに離れた土地に一人、壁にはりつけられた人間の姿をした者がいた。


「憎い憎い憎い憎い。この、恨み、はらさねば、我は死ねぬ」


 壁にはりついている人間が言うとその人の前に髪の毛がロングで赤色の肌の色は茶色の男が現れ、跪く。


「主人よ。暴食のガレオス。ただ今戻りました」

「おぉ。暴食。我のために作った私の暴食」

「はい。あなた様のための暴食です。主人、いや魔王様」


 ガレオスに呼ばれた人間、魔王に言うと魔王は


「我のための暴食。他の大罪魔族はできてきているか?」

「はい。あなた様のために素材は用意しております。あなた様が与える能力に耐えられる人間。なかなか探すのは難しいですが」


 ガレオスは魔王に言うと魔王の前に一人の男を差し出す。


「てめぇ!ここはどこだ!早く俺を家にかえしやがれ!妹が待ってんだよ!」

「ピーピーうるさいですね。少し痛めつけようか」


 ガレオスはわめいている男の片足を暴食の能力で喰らう。


「ぐ、ぁぁぁぁ!」

「魔王様。この男の名はカナカ。S級冒険者とまではいきませんが素材としては良いと思います。何よりポテンシャルがいい。私がここに来る前に私の部下を相手させたのですが簡単に始末していましたから」

「ふん。人間の話はあまりするな。我は人間がクソなほど嫌いだ。ゴミ同様にみている。当然この人間もな」


 魔王は片足を喰われて喚いていた男、カナカに言うとカナカは魔王をみて


「魔王、だと?ふざけて、いるのか?お前、どう見ても人」


 カナカが喋っている途中で魔王はカナカを睨む。


「クズな人間よ。喋るな。我は人間ではない。七人の英雄を死ぬほど恨んでいる魔族を扱う王。魔王なり。そして貴様にはこれを与えよう」


 魔王は壁から黒い腕を出すと腕に握られていた何かをカナカの口に放り込む。


「むぐっ!ぐ、あ、何を」

「さぁ人間。生まれ変わる時間だ。貴様は我の力で魔族となるのだ。貴様は大罪魔族となる器たるか。まずはこれにてみよう」


 魔王はカナカに言った瞬間、カナカは急激に苦しみだし、口から大量に吐血した。


「あ、が。なんだ、これ、は。俺は、俺は、死ぬわけ、には、いか」

「がんばれがんばれ。死ぬなら我を楽しませろ。そして耐えられれば我の力の一部を与えよう」


 魔王はカナカを嘲笑いながら言い、カナカは魔王に与えられた何かによってひたすら苦しんでいた。


「俺は、オレ、は。オレワァ」

「さぁさぁ!もっと我を楽しませろ!人間!」


 魔王は無様なカナカを見ておおいに笑っていた。

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