ディスナイ城
オウガはガイを拾ってから数分後、ディスナイ王国の城、ディスナイ城に着くと城の前にいた門番が
「貴様ら!城に何用だ!」
「すいません。ちょっと第二王子であるジガンさんに会いたくてきました」
「ジガン様はお忙しいのだ!お前のような......」
門番の一人がオウガを見ると急に敬礼し
「これは失礼いたしました!あなたは英雄級冒険者のオウガ様ですね」
「よくわかったね」
オウガは門番の一人にいうとオウガのことをわかっていた門番は
「自分はオウガ様がギルドマスターになるパレードの警備をしていましたのでその時にお姿を拝見しました」
オウガを知っていた門番が言った後、一旦城の中に入り、オウガ達は城の前で待つこと数分
「オウガ様。ジガン様はお部屋におられますので案内します。そちらの方はつきそいですか?」
オウガを知っていた門番が言うとオウガは
「うん。こいつは僕の付き添い。だから一緒に入れてくれないかな」
「わかりました。ジガン様はオウガ様のお連れなら誰でも良いと言っていたので。それでは案内いたします」
オウガを知っていた門番は城の中に入って行き、オウガとガイも門番に続いて中に入った。
門番について行き、迷路のような城の中を歩くと大きな扉の前で門番はとまる。
「こちらがジガン様のお部屋です。それでは私は門番の仕事がありますから」
門番はオウガに会釈した後、持ち場に戻っていき、オウガは扉をノックする。
「すいません。オウガというものですが」
「はいりたまえ」
部屋の中から返事が聞こえた後、オウガとガイは部屋の中に入る。
部屋の中には普通のソファとテーブルがあり、王族が使うような高そうなテーブルの方に一人、メガネをかけた白髪ショートヘアーで少しナヨナヨした感じの男が座っていた。
「トウズから話は聞いてるよ。初めましてだね英雄級冒険者さん。私はジガン・ディスナイ。ディスナイ王国の第二王子だ」
「どうも。僕はオウガ・サイトです」
二人は軽く会釈した後、ガイは元気よく
「俺はガイ!S級冒険者!」
「そうかそうか。元気があっていいな君は。オウガさん。君がきたということはトウズは」
「死んでないですよ。ただ行方がわからないだけです」
オウガはジガン第二王子に言う。オウガ的にもトウズには死んでいてほしくないから行方がわからないだけにしてほしいという意味でだ。
「そうだな。まだ死ぬと決めつけるのは早いね。トウズのことだ。きっとうまくやっているさ。それで君には話さなければならないことがある」
ジガン第二王子は真剣な目つきでオウガに言った。




