ギルド アクレウス 4
「主人がそういうなら。ただしやり方はこちらにあわせてもらうわよぉ」
「そ、それは構いませんけどどうするんですか?」
受付嬢はアキカに聞くとアキカは扇子を口に当て
「無論こちらから攻めますわぁ。主人は私と来て下さい。あなたはサキナがミィナにパルガイアーの護衛を頼むといいですわぁ。そろそろあいつもくるでしょうし他にもレジェンドブレイズに所属している奴らがいますからそいつらにギルドのことを任せる。これで大丈夫ですよね主人。もしかして出過ぎたマネをしてしまいましたかぁ?」
「いやいや。それでいいよ。僕もそんな感じで行こうと思っていたから」
オウガはアキカに言った後受付嬢はなぜか感動していた。
「流石は英雄級冒険者様です。あのアキカさんを従えるなんて。ギルドマスターでも扱えなかったのに」
「ほっほっほ。私は私の認める人の命令しか受けないのぉ。それが主人だけって話よぉ」
アキカはオウガをみながらオウガに言うとオウガは汗をかきながら軽く返事を返していた。
オウガとアキカは受付嬢にギルド、アクレウスのある場所を聞き、急いで向かう。オウガはいつも通り、マルスの工房によってからアクレウスに向かい、アキカと合流する。
「主人。いい武器はあった?」
「うん。なんか適当に見てたら譲ってくれたよ。ほんとおやっさんはいい人だよ。ただで武器をくれるんだから」
オウガはアキカに言うとアキカは軽く笑い
「そのマルスって人は主人の偉大さがわかってるんやぁ。それじゃゴミの掃除に行きますわぁ」
アキカがオウガに言うとギルド、アクレウス付近にある石やゴミを集めてゴーレムのようなものをつくる。これがアキカの魔法。無機物を集合させ生き物のような形に変え、それを使役する。
「ゴーレム生成ですわぁ。さ、主人はここにいて下さい。ミニゴーレムを置いていきますからぁ」
アキカはオウガに言うとオウガの体格と同じぐらいの大きさのゴーレムを置いていく。
「それじゃ主人はここにいて下さい。中に来てはいきませんよぉ」
アキカはゴーレムを連れ、正面から建物を破壊してギルド、アクレウスに入る。
「ゴミ掃除に来ましたわぁ。ギルドマスターを出して下さいなぁ」
ギルドに入った瞬間、アキカが言うとアクレウスの中にいたギルドの冒険者達が武器を抜く。
「ほんま愚かやわぁ。実力差ってもんを理解してほしいのになぁ。私の主人が無駄な殺生は嫌いなんになぁ」
アクレウスの冒険者は持っている武器でアキカに襲いかかるがアキカに攻撃した奴らはゴーレムのパンチでほぼ全員戦闘不能になった。




