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面倒ごと

 トウズが来てからしばらくしてオウガはギルド、レジェンドブレイズの中に入る。


「あれ?なんでトウズがここに?パルガイアーのギルマスでしょ?」

「そうだがお前に用があってきた。まずこの前、オウガとミィナについて行ったうちの冒険者、メランだがどこにいるかわかった」


 トウズはそこまで言った後、一旦ため息をつく。


「どうした?なんか言いたくなさそうな顔だけど」

「ま、いいづらい話なんだわ。なんせ死体で見つかったからな」


 オウガはトウズの言葉に驚いた後、トウズはオウガに近づき


「お前たちのことは信じているが形式上は聞いておかないとダメだからな。メランのこと殺してないよな?」


 トウズがオウガに言った後、サキナは剣をアキカは扇のような武器をトウズに向ける。


「トウズ。お前のことはそんな愚かだとは思わなかったけどまさかオウガ様を疑っているのか?斬ってしまうぞ?」

「そうやぁ。主人を信用してないなら前お世話になっていたとしてもあんたは殺すぇ」

「形式上と言っただろう。もともと疑ってねぇ。ただな。アクレウスの奴らがきなくせぇ行動をとりはじめてる」


 アクレウスというとトウズがこの前話していたカナカのいたギルドか。


「奴らは多分お前らにちょっかいをかけてくるだろ。俺様としてはお前らに協力してぇがメランのことがある以上ギルドマスターとしては協力できねぇ。だから今調べた情報を教える」


 トウズはオウガ達に言うとオウガは


「情報って、何かあるのか?」

「あいつらはカナカの行方不明をお前らのせいにしてレジェンドブレイズを潰すかのっとるか。どちらをするかは知らんがレジェンドブレイズというギルドをなくすつもりだ。そして英雄級冒険者のオウガ。お前を殺そうともしてる」


 オウガを殺すと言われた瞬間、サキナとアキカは


「そのギルド潰しても問題ないですよね?トウズ」

「そうですわ。主人に牙を向けるゴミギルドなど潰してしまえば良いのですわ」


 サキナとアキカが言った後トウズはまたため息をつき


「そう簡単にうまくはいかんのだ。奴らには理由がある。カナカをやられたという理由がな」

「え?僕はカナカをやってませんよ」

「そんなこと俺様はわかってる。だがアクレウスのやつらからしたら違うんだよ」


 トウズは呆れながら言った後サキナとアキカは


「よくわかりました。私達レジェンドブレイズが奴らを潰せばいいんですね」

「そうやわ。今回はサキナの意見に賛成やわ。アクレウスかアホウドモか知らんけど潰したるわ」


 二人が言った後トウズはまた呆れていた。

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