アラミズキ
「がはっ!」
「いつまで再生できるか?」
アラミズキは笑顔でゼブルバブルに言うとゼブルバブルは穴をあけられながらもゆっくりアラミズキに近づく。
「ふ、ふふ。私は、死なんよ。こんな、たかだか、体に、穴を、あける、能力、なんぞ、に」
「そう。ならこれを潰してもいいのか」
アラミズキは手のひらに何かを持っていたのを見せるとゼブルバブルは驚く。
「なんで、何でお前がそれを!私の心臓を」
「やっぱりか。頭を斬り落とせば人間は死ぬし体を穴だらけにしても魔族なら死ぬ。並々ならぬ回復力に強欲の能力で奪った能力。それのおかげで生きていられようとこれをとられれば慌てふためくわけだ」
アラミズキは手のひらでどくんどくんと鼓動をうっている心臓に力を入れて握る。
「う、ぐっ!」
アラミズキがもつ心臓を握るとゼブルバブルは息苦しそうに地面に倒れ込む。
「か、っは、はぁ」
「苦しいのか?いや苦しいだろうな。魔族になろうと心臓はとられれば痛い。そうだろう?」
「はぁ、はぁ。私は奪うのは、いいが、奪われる、のは、嫌い、なんだよ」
ゼブルバブルは荒い息をしながらアラミズキに言うとアラミズキはゼブルバブルの心臓を強く握ったり緩めたりと何度も繰り返す。
「くそ、がぁ。ひと、思いに、潰しやが、れ」
「ふん。つまらん。奪い返す気はないのか?貴様の強欲の能力ならこの心臓奪いとれるだろう?まぁ奪おうとしたところで殺すが」
「そ、うだな。じゃ、悪あがき、させて、もらう、わ!」
ゼブルバブルは最後の力をふりしぼり勢いよくアラミズキに近寄ろうとするがその前にアラミズキは心臓を握り潰した後、ゼブルバブルの体を穴だらけにした。
「マスター。この程度のざこにてこずっているようじゃ我はマスターをみかぎるぞ」
アラミズキが言った瞬間、アキカは鉄扇を開くとアラミズキは何かで釣り上げられているかのように上に浮く。
「私にはこれがあるのよぉー。あなたはこれを奪われたら強欲さんをザコって呼べなくなるでしょう?」
「ふん。強欲とて能力を上手く使えなければざこのまま。マスターはその特殊魔法を極めているからこそ厄介なんだ」
「あらあら。褒めてもなにもでないわよぉ。私は主人からのプレゼント以外は受け取らないようにしてるから」
アキカはアラミズキに言った後、サキナに近づく。
「あなたは剣一本とられたけどその剣で大丈夫なのぉ?」
「無論よ。私がとられたあの剣は私が愛用していたものだけどとられたのは仕方ないわ。ただこの剣だけはとられなくてよかったわ」
サキナは今ぬいている剣をたてながらアキカに言った。




