ミィナ
「ミィナ。何してるの?」
オウガは地面でのびているの女の子に声をかけると地面にのびている女の子、ミィナはオウガの方に振り向き
「あ、お兄ちゃん。おかえり。パルガイアーでの手続きすませてミィナも今日からこのギルドに入るね。筋肉バカのガイはまた後日このギルドに入るってー」
ミィナはゆっくり起き上がりながらオウガに言う。
ミィナ・ニーナ。S級冒険者で英雄級に近いと呼ばれている魔法使いだ。ミィナは魔法の使い方が上手く詠唱もはやい。まさに天才だ。
「ミィナ。なんで地面にのびてたの?」
「んー。パルガイアー抜ける条件の依頼で疲れたから。地面はひんやりしていて気持ちい。最高ー」
ミィナはオウガに言った後、オウガの連れていた幼い子供に気づく。
「あれ?お兄ちゃんその子誘拐してきたの?」
「違う違う。この子は依頼主だよ。僕に依頼を頼んできたんだ。お兄さんを助けてほしいらしくて」
オウガはミィナに言うと連れてきた幼い子に近寄り
「君。お名前はなんて言うの?ミィナはね、ミィナって言うの」
「わ、私はタキミ。タキミ・ミスカっていいます」
タキミはオウガとミィナに名乗るとまずは事情を喋り出す。
「お、お兄ちゃんは私の為に冒険者をしてます。お兄ちゃんの名前はカナカ・ミスカ。見た目はくろくてボサボサの髪の毛で武器が剣の先をギザギザにしてある剣です」
「そうなんだ。それで?そのカナカって人はなんの依頼を受けたの?」
「わ、私もそれはわかってなくて。ただでかい金が入るから俺たちは裕福に暮らせるようになるってだけ言って。それでもう一週間くらい帰ってきてないんです」
一週間も帰ってないってそれは間違いなくなんかあったんだろう。
「お兄ちゃん。一応冒険者ランクはA級だからいつもならその日には帰ってきてたんです。私が心配だから一人にはできないって。でも帰ってこなくて」
オウガとミィナに説明している間にタキミは泣きだす。
「わかったよ。タキミちゃんの依頼はミィナとオウガお兄ちゃんが受けるから心配しないで」
「ご、ごめんなさい。私、依頼料もってなくて」
タキミはしょんぼりしながら言うとミィナがオウガをじっと見た後、オウガはタキミに近づき
「大丈夫。お金はとらないよ。だから安心して」
オウガはタキミをギルド、レジェンドブレイズの方で面倒を見ることにし、まずはパルガイアーに向かう。
「すいません。パルガイアーのギルドマスターはいませんか?」
オウガはパルガイアーについた後にギルドマスターを探すとちょうど受付嬢と話しているところを見つけた。




